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読み終わった本たち

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#25 『伝わるちから』読みました

#25 『伝わるちから』読みました

松浦弥太郎さんの『伝わるちから』読みました☺︎

はじめて松浦さんの書籍を読みましたが
素敵な方だな、と思いました。
文章も優しくとてもていねい。
心がフワッとします。

勉強になるところ、心に留めておきたいところ
たくさん線を引きました。

✉️
手紙の目的とは、相手に喜んでもらうこと。嬉しくなってもらうこと。返事を書きやすいように。正直に、親切に。そして最後に、あたまをできるだけ働かせず、ここ

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#21 『いのちの車窓から』読みました

#21 『いのちの車窓から』読みました

星野源さんのいのちの車窓からを読みました。

●抜粋
「人生は旅だというが、確かにそんな気もする。
自分の体を機関車に喩えるなら、この車窓は存外面白い」

逃げ恥、真田丸、コウノトリ、紅白出場のお話や大好きな俳優さんや女優さんとのお話、すべてが興味深く面白かったです。

恋ができるまでのエピソードも大好きで、読んだあとに改めて聴いてみると、歌詞の意味が心に響きさらに素敵です。

星野さんが紡ぐ文章

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#20 『弓を引く人』読みました

#20 『弓を引く人』読みました

パウロ・コエーリョさんの『弓を引く人』を読みました。

おもしろくて一気に読んでしまいました。
世界的なベストセラーの1つである『アルケミスト』の著者。アルケミストは「世界で最も読まれた本ベスト10」の第5位にランクインしています(もちろん1位は聖書です)。

■あらすじ----
この国で一番の弓の名人である哲也は、現在、小さな村の普通の大工として生きていたが、ある日、遠い国から来た別の弓の名人か

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#18 『コンビニ人間』読みました

#18 『コンビニ人間』読みました

読み終えた本のご紹介です。
村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を読みました。

主人公の女性は、
コンビニバイト歴18年の彼氏なしの36歳。
コンビニの「店員」でいるときだけ、世界の部品となれてると感じています。そんなある日、男性アルバイトがやってきて…。

この男性アルバイトが
クセ強すぎて笑ってしまった!
読後は、帯に書いてある通り
「普通」ってなんだろうと考えました。

きっと人の数だけ「普通

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#16 『すみれの花の砂糖づけ』読みました

#16 『すみれの花の砂糖づけ』読みました

詩集が読みたくなったので
ネットで調べてオススメを手に取ってみました。

江國香織さんのすみれの花の砂糖づけ

わたしは『父に』が強く心に残りました。
死に直面した父とのはなし。
今でも涙が出てきます。

詩の醍醐味って、語られる言葉から
これはいけない恋なのかな
この夫婦は言葉は少ないけど愛しあってるな
なんでこんなこと感じたのかな
とか、自分の中で想像して楽しめること。

この本には
少女、大

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#10 『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』読みました

#10 『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』読みました

今回も読み終えた本の紹介。

阿佐ヶ谷姉妹の
「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」です。

本書は姉妹がリレー形式でエッセイを書き、あいまにそれぞれが綴った恋愛小説が登場します。

エッセイからはそれぞれの人柄や日常が知れ、ふたりでいたらなんでも楽しく思えるんだろうなと微笑ましく思いました。また阿佐ヶ谷に住む人達の暖かさも感じとれます。
恋愛小説は、大人な恋が綴られてます。激流ではなく、細波の

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#08 『ルビンの壺が割れた』読みました

#08 『ルビンの壺が割れた』読みました

読書の秋になったので、読んだ本の記録を残そうと思います。

今回は宿野かほるさんの「ルビンの壺が割れた」

読み終えた時、ドキドキと恐怖心でいっぱいになりました。決してハッピーエンドではありません。結末を知った上で、読み返すとさらに怖くなります。

ストーリーは、28年前結婚を約束した恋人へ男性がメッセージを送るところから始まります。終始メッセージのやりとりだけで話が進み、馴れ初めや当時のエピソー

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