あの人にできて、私にできないことはない。
幕末の名著「言志四録」に学ぶ
東洋の生き方学 No.5
言志録 第五条
『エネルギーを転換する』
怒りや悲しみ、憎しみ、妬み、
羞恥心、執着心、憤り、、、
感情を整理することは大事。
しかし、整理した後にどうするか?
一度湧いた感情を手放すのは勿体ないと思う。
ストレスを発散する事も勿体ない。
よく、ポジティブな感情とかネガティブな感情とか
言われているみたいですが、
私にとってはポジティブもネガティブも存在してません。
感情は「エネルギー」だと思っているから。
ポジティブもネガティブなくて、
ただそのエネルギーの「大きさ」を見ている。
自分の中に取り込み
憧れへと向かうエネルギーに転換する。
感情に良いも悪いもない。
全ては生命燃焼のためにある尊い存在なのです。
だから、私から湧き起こる全ての感情を愛しています。
あの人にできて、私にできないことはない。
言志録 佐藤一斎著 第五条 引用
【原文】
憤の一字は、是れ進学の機関なり。舜何人ぞや、予何人ぞやとは、方に是れ憤なり。
【訳文】
発憤する事は学問の道に進むための大事な道具である。舜も私と同じ人間ではないか。私であっても舜のような人物になれるんだ。これが発憤するということである。
※舜:中国神話に登場する君主。五帝の一人。
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