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サーフトリップ|サーフィンライフWEBマガジン

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あの旅があったから今がある。初心者、海外移住者、パパなど多様なスタイルのサーファーたちが思い出のサーフトリップを紹介します。是非フォローしてください。(トップ画像:ミヤタジロウ …
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#海での時間

《ご案内》行った気になる⁉他人のサーフトリップ。聞かせて、あなたの思い出ばなし

サーフトリップの思い出で酒が飲める 良い波。 旨い飯。 スローな空気。 あ~、行きたい!行きたい! サーフトリップの話は喋るのも楽しいし、聞いててワクワクする。そして、必ず盛る!ご愛敬ですね。 トリップの初日はドキドキで、大抵、地に足つかないサーフィンになる。それが二日、三日と時間が経つと、土地の空気、そこで暮らす人、時間の流れに染まり、不思議と波と波長があってくる。 それと同時に、気持ちがトロ~んとなるので、ハプニングも起きますよね。いい土産話です(笑) 僕のベス

妻が探偵であることを確信した宮崎トリップ

広告会社のクリエイティブ局時代にやった最高の仕事って何?と聞かれたら、通常は「TCC(東京コピーライターズクラブ)の新人賞取らせてもらって〜」とか、「キャンペーンがめちゃくちゃバズって〜」とか「CMでキムタク起用したんだけど、実はキムタクって現場で〜」とか、そういう感じのことを答えるだろう。 しかし僕は迷わずこう答えるのだ。 「クライアントからのご指名で、堂々と出張でサーフトリップに行ったことだね」 サラリーマン人生で最高の「出張」某大手環境系工業企業の広報宣伝部長Tさ

サーフトリップ!?いや、もう家族旅行でしょ・・・|千葉南房総 館山

夏らしいことが出来ていなかったコロナ禍の夏。 虫やヒグラシの声が聞こえくる9月のとある週末、千葉南房総の館山にある常宿、ペンションアトカに家族4人で向かいました。 もちろんサーフボードは持っていきます。 土曜日の夕方宿に入り、日曜日の早朝が僕のサーフタイム。館山に向かう車の中で明日の波情報が気になってしょうがない。台風が近づいていることもあってなんだかいいウネリが入りそうな予報。 ▷ 1歳の息子は猫もワンワンと言うペンションアトカへの旅行は、息子がまだ1歳ということも

KPI、「10本」 〜初めてのノースショア〜

結婚した年のゴールデンウィーク、ハワイに行った。 これは正式なサーフトリップとは言えないかもしれない。何しろまだ「新婚」という呼び方が十分通用する時期に、全くサーフィンをやらない妻と2人だけの旅行だったのだから。 しかし、あのハワイである。サーフィンの聖地である。そして僕にとって初めてのハワイである。1週間弱の滞在中、少なくとも丸2日ぐらいは、サーフィンが大好きな夫に自由時間を与えてくれるはず——初めて降り立ったホノルル国際空港で、僕はそう信じて疑っていなかった。 憧れ

八丈島のおばちゃん

初めての“サーフトリップ”は、八丈島だった。 僕にとっては、サーフィンをしていなかったら旅の目的地として候補に挙がることもなかったかもしれない、アナザー東京だ。 サーファー御用達の宿「友喜荘」宿泊した「友喜荘」は、おばちゃんが1人で切り盛りする、サーファー御用達の民宿だった。 宿泊客は、八丈島空港に乗り捨てられた友喜荘の軽トラに乗り込み、車内に隠されたキーを見つけてエンジンを始動し、30分ほどかけて現地に向かう。初めて訪れたとき、そのワイルドなスタイルに度肝を抜かれたも

家族旅行!?いえ、子育て真っ只中のサーフトリップです!|千葉 御宿

僕は長女4歳と長男1歳の子育て真っ只中である。 家事や育児を妻と分担しながら日々の子育てルーティーンをこなしている。 今回は、若かりし頃のようなサーフトリップには程遠い、家族4人のトリップのお話をしようと思います。 旅程は長男1歳の頑張り次第である。彼の1日はこうだ。 [Start] 朝6時に起きる→手の届くものでガチャガチャ遊びだす→朝食→10時に少しお昼寝→昼食→14時にも少しお昼寝→夕食→お風呂→20時に就寝 [End] これを軸にスケジュールを組み立てないといけ

リーフブレイクの洗礼を受けた、初めてのサーフトリップ|奄美大島

20代後半の春、1週間の休みがとれた。 「よし、サーフトリップに行こう!」と思い立ち、インターネットを調べ始め、行先を「奄美大島」に決めた。 当時、僕は電車サーファーだったので、湘南 鵠沼海岸に通っていた。 鵠沼海岸は波が割れるところまで歩いていける、ビーチブレイクのサーフポイントだ。ワイプアウト(波から落ちる)しても全然怖くも痛くもない初心者向けのサーフポイントです。 ▷ 奄美大島に到着宿は奄美大島トリップの王道「グリーンヒル」にしました。宿までの道中、綺麗な海が広がっ

パプアの奇跡。流されたはずのカメラが戻ってきた。そこに映っていたのは——?

これまでのサーフィンライフの中で、今のところ最高のトリップとして記憶されているのが、パプアニューギニアだ。 今も電気のない暮らしを送る村が無数に集合し、子供達の5人に1人は文字通り素っ裸。大人達は「ビートルナッツ」と呼ばれる嗜好品の赤い実を石灰の粉と共に噛みしだき、血糊のようなツバを吐き出す。そのためか、空港でも道路でもそこら中の地面が真っ赤っか、そんな不思議な場所である。 国名になっている「パプア」は「縮れ毛」という意味らしく、僕は空港職員のオバちゃんに「 I love

メディアには絶対に載らない、“アナザーサーフパラダイス”

“サーフパラダイス”と言われれば、多くの人は「サイズが上がればバレルも出現する極上のロングウォール」、みたいなポイントを想像するだろう。 大抵のサーファーは、せっかくサーフトリップに行くなら、そんな波が立つデスティネーションを目指すはずだ。 しかし、そんな波とは無縁、あらゆるサーフィンメディアは絶対に見向きもしない。それでも紛れもなく“サーフパラダイス”と呼べる場所が、この地球上には存在するのである。 育休を取得しシンガポールへ僕はかつて1年弱シンガポールに住んでいたこ

リゾート客しかサーフィンできない混雑とは無縁の島|モルディブ フドゥランフシ(ロヒス)

混雑とは無縁の夢のようなサーフアイランド、モルディブ フドゥランフシリゾートのハウスリーフにある『ロヒス』ポイント。 45名限定で、リゾートの宿泊客しかサーフィンができない、Nobody Surfingが楽しめる島なんです! この最高のサーフアイランドをサーフトリップの思い出話とともに紹介したいと思います。 ▷ 『ロヒス』ポイントの楽しみ方『ロヒス』はハウスリーフにうねりがヒットし綺麗な形のワールドクラスの波がたつレフトポイントです。海底の珊瑚を眺めながら超ロングライド