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【就活生支援】オススメ業界研究のやり方【ある程度、自己分析が必要】

たかひろです。

就活の際に、自分がどんな業界に向いているのかじっくり考える必要がありますが、これって結構難しいですよね。

業界を選んだ理由の書き方例のご紹介はこちらの記事↓


本日は、僕が就活の時に実際にやっていた業界研究の方法をご紹介します。

結果として、僕はこの方法で一つの業界に絞ることができました。


①業界の過去・現在・未来を切り分けて観察

業界の過去、現在(トレンド)、未来予測を切り分けて観察してみましょう。

例えば、

・過去:その業界が発展してきた歴史、有名なブランドが生まれた経緯、過去に起こった事件。

・現在:現在の業界のシェア、技術トレンド、働き方、話題の新商品。

・未来:「過去から現在に移り変わってきた様子」と、現在の「トレンド」を観察して、業界がどのように変わっていくのか(今後衰退するのか、AIにとってかわられることはあるかどうか、それとももっと発展するのか)を考えてみましょう。

このように、過去・現在・未来をまとめてみるのではなく、意識して切り分けてみることでその業界の未来がどうなっていくのか、つまり、今後のキャリアをどのように切り開いていけるのか、考えるきっかけとなるはずです。


そして、意外に「過去に起きてしまった事件・事故」も注目ポイントです。

・過去の不祥事を起こしてしまった後に、その企業がどんなアクションを取ったのか。
企業は同様の不祥事を起こさないように組織体制を変えたり、製品を改良したりしているはず。そこが強みになっていたりします。

・その不祥事を受けて、業界のトレンドはどう変わったか。

こんな感じで、大きな事件・事故ほど業界全体に大きなインパクトを与えたりします。


例えば、数年前に合った食品の産地偽装や、異物混入事件などがそうですね。



②自分が働いているイメージが沸く or 親近感が沸くかどうか見極める

自分が向いている業界を探すうえで、少なくとも

嫌いではない

という気持ちが絶対に必要です。

これから(少なくとも)数か月・数年間は自分が関わっていくわけですから、嫌いなもののために働くことはオススメしません。

いくら年収が高いとしても、です。


あとは、自分が興味を持って取り組むことができるかどうか、という視点で探してみましょう。

例えば、

・自分が好きなもの
・無意識のうちに検索しているもの
・新商品を注目しているジャンル
・自分の家族が良く使っている商品の業界

こういったところから探していき、関係ジャンルも含めて探してみましょう。

具体的には、

・クルマが好きだから、クルマ業界の企業を探す。
・車に関連する付属品(カーナビとか、タイヤとか)の業界も見てみる。
・車のCMを作っている会社も見てみる。
・同じ輸送・交通手段として、鉄道や飛行機業界も見てみる。

こうやって、少しずつ業界の視野を広げていくのがオススメです。

下手に、「メーカー」と決め打ってしまい、

・食品メーカー
・化学メーカー
・携帯電話
・プラモデル
・化粧品メーカー
・家電メーカー

こんな感じで業界が広がりすぎると、企業間の比較も難しくなるし、調べる量も増えてしまうのであまりお勧めしません。

そもそも、「何がやりたいの?」って感じになりますよね。

ちなみに、企業の面接でも、「他にどういった会社・業界をうけているの?」って聞かれたりします。

この時に説明できるように、自分の軸を持っておきましょう。


③個人的には、親や先生の話は話半分でOK

就活に限らず、進路を決めるうえで、家族や先生(教授)に相談することもあるかと思います。

このとき、

・なんでその業界にしたいの?
・一体、何がやりたいの?

というオープンクエスチョン(Yes・Noで答えられない質問)ばかりをしてくるパターンや、

・そんな業界に行って、大学の知識が活かせるのか!?

という反対をしてくるパターンも考えられます。

(こういう人たちは、いくら説明してもそもそも聞く耳を持ってくれないパターンがほとんどです)


ですが、僕はこういう親・先生・教授の反対意見は、話半分で聞いておけばいいと思っています。

その理由として、

①先生・教授は、ビジネスについて詳しくない場合がある。

②親・教授は、彼らの時代の視点からものごとを言っているにすぎず、若干時代遅れ感がある場合がある。

③自分の志望を押し殺して彼らのアドバイスに従って進路を決定しても、もし失敗したら「人のせい」にして生きることになる。

こんな感じです。


こういった反対してくる人には、何を言っても聞く耳を持ってくれないのであなたがいくら論理的に説明しても、聞いてくれずそもそも議論にならない場合があります。(どのように答えても、納得してもらえない)


なので、貴重な就活の時間をそういった人たちに説明する時間を費やすのはあまり有効な時間の使い方ではないです。


✔ 希望とは違う業界でも、入ってみてから気が付く楽しさも絶対にある。


この記事では、自分に合った業界の探し方についてご紹介しました。

でも、すべての人が希望する業界の企業に入社することはできないと思います。

それでも、絶対に入ってみてから気が付く面白さ・奥深さも絶対にあるはずです。


もしどうしてもつまらなければ、すぐにやめればいいですし、今は転職なんて普通の時代です。


僕も新卒で超大手企業に入社しましたが、3年ほどで転職しました。

その理由は↓のブログで書いています。


みなさんが悔いのない就職活動ができますように!


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●志望動機書き方例


●ガクチカ

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