【界箱根・特別会席】令和の時代に明治の牛鍋
2024年2月に界箱根へ宿泊しました。「遠出するからには地のものを食べなければ勿体無い」&「すき焼きじゃなくて牛鍋」ということで、食事のグレードアップをしました。宿泊費もグレードアップ費用も、私のような一般的サラリーマンには安くないので、アップグレードするか迷ってる方の参考になればと思います。
界箱根の食事グレードアップ
2024年4月現在、デフォルトの「季節の会席」に対して、以下2種類のグレードアップが用意されています。
①特別会席 明治の牛鍋会席
②極み会席 鮑と牛鍋を味わう極み会席
2人で行ったので、はじめ①②を一人前ずつ注文しようとしたところ、さすがに無理でした。そこで、お財布と胃袋に相談の上、牛鍋に集中すべく、①を選択しました。
食事スタート
まずは先付け、燻製サーモンの和製パリソワール。濃厚さとかはさておき、塩気や燻製などの味がしっかりついており美味しく頂けます。見た目も美しいですね。
お造りに向け日本酒もチョイス。¥4,620のお酒も含まれ、かつ、複数種飲める飲み比べセットをチョイス。
品数豊富な法楽盛り、1番驚いたのは鯛のお造り
八寸、お造り、酢の物です。最後に献立表も添付しておきますので、詳細は割愛しますが、子持ち昆布の揚げものや、穴子の巻きものなど手の込んだものを品数多く食べることができます。とくに美味しかったのはお造りの鯛です。基本的にお刺身は味の強い青魚が好みなのですが、この日食べた鯛はしっかりと鯛の味がして過去イチの鯛と感じました。写真右下の梅ソースとも合うとのことでしたが、個人的には醤油の方が鯛の味を感じられて好きでした。
※鯛を食べて鯛の味がするというコメント力の無さは自覚していますが、本当にしっかり鯛の味がしまして驚きました。
嵐の前の静けさ、煮物椀と蓋物
煮物椀 蟹のひろうすと、蓋物 鴨饅頭です。界施設現在6施設宿泊しましたが、これらお出汁系はいつも丁度良いです。味、温度、さっぱり具合が、メインの前のひと段落感ありつつも、しっかり美味しいです。
明治の牛鍋、名前負けしない文明開化の味
そして明治の牛鍋登場。名前負けしないインパクトと美味しさでした。中央には味噌ベースの味付けのタネ。肉もジューシーです。
完成品はこのようになります。温泉卵へin。肉の適度なサシが味噌と相性良く、たまりません。
土鍋のお米、美味しいことはもちろん、家の炊飯器では味わえない雰囲気も醸し出し、より一層美味しく感じることができます。
生姜のサッパリ甘味
甘酒と生姜のパンナコッタ。生姜のおかげでサッパリ。
まとめ
以上、界箱根の特別会席に関する感想でした。文明開化を感じることのできる明治の牛鍋という響きにやられた感はありますが、結果として、名前、値段に相応しい満足感を得られました。すき焼き食べようとはなりますが、牛鍋行こうとは中々ならないので、そういう意味でもいい経験ができました。
以下でも情報をまとめていますので、ご参考ください。