コードギアス 奪還のロゼ 第1,2幕 感想
コードギアスシリーズの新作"奪還のロゼ"の第1幕、第2幕を見てきました。
第1幕の感想を書いてたんですが下書きの奥底に埋もれたので第2幕と併せて書きます。
今年に入ってというか、昨年末あたりから極端に劇場に足を運ぶ機会が少なくなったため予告もほぼ見て無い状態での鑑賞になった。
キャラもビジュアルも主要2~3人頭に入ってるが設定はほぼ知らんという状態でした。
ちなみに特報はこんな感じ。
・感想
うぁぁあああ、コードギアスおもしれー!みたいな気持ちになる作品ですね。
マジでコードギアスしてんな!!!って感じですね。
第2幕のTVアニメ6話相当まで見た感じだと無印からR2までの約50話、復活のルルーシュ、亡国のアキトなどに一貫してあるコードギアス的なエッセンスを凝縮して煮詰めたような作品。
故にテンポが速すぎたり、ちょっとよくわからないところもあるがまあこれは仕方ないでしょう。
キャラクターはかなり綺麗に無印、R2のキャラなぞったようなキャラが当てられてると思うが、いきなり、え???そことそこは同一人物なの????という始まりだった。あとでHPとか見て、まぁそこは伏せるよなってなった。
しかし、まぁこれが、これこそがコードギアスだな!って感じ。
戦闘もTVシリーズのラウンズに相当するキャラを1話1人くらいのペースで倒してるので専用機に乗ってても特徴を知る前に撃破くらいの爆速テンポ。
コードギアスシリーズはいわゆるエースパイロットが主人公では無いロボットアニメとしては結構珍しい作品であり、小隊の戦術や大規模戦闘をうまく描いてきた作品です。今回も戦い方としても名物の地盤をドンとしたり、デカブツの推力を落としたり、チェスのような戦術があったりと実にコードギアスっぽさがある。
物語のベースはロゼたちが戦うナイトメアフレーム戦、イレブンと呼ばれる日本人の差別、レジスタンス活動、皇族のお家騒動など重い話だが、ギアスっぽい日常シーン、お色気シーンありでそのあたりは変わらないというか実に平成っぽい作品のまま。
本作では主に函館にあるカフェが舞台となりそこに入店するやいなや、唐突な日常シーンに突入するのだがここの振り切り具合は無印でのアッシュフォード学園の学祭パートなどに匹敵する。
あんたらさっきまでドンパチやってましたよね??
ここまで結構褒めてきたが微妙な点もある。
それはTV放送のフォーマットを3話くっつけただけの状態で上映しているところですね。章をまたぐクリフハンガーの強さはかなり良いですが、TV版の1~2話、2~3話など同じ章内ではすぐに次の話が始まるため「あ、もう答え合わせか」みたな素っ気なさを感じる。
配信では週1話になってるので楽しめそうだが、現時点でTV放送無しの独占配信になってるためSNSとこのクリフハンガーはかみ合わせが悪そうにも感じる。
あとシンプルに70分強の中にOP/EDが3回入るのは結構集中力をそがれるというか、集中力が切れる。原画などのEDクレジットも追いたいが合間にくるので結構疲れる。
劇場で公開するなら1本さらっと見たいなという個人的な愚痴です。
内容としてはここまでかなり楽しめているので3幕、最終幕も劇場で見る予定です。
・いろいろと整理
TVシリーズも復活も長らく見て無いので結構忘れてることが多いので感想とは別にいろいろと情報を整理しておきたいと思う。
・時系列の整理
光和元年はゼロレクイエムの翌年としてる作品もあるため1年程度の誤差はあるもののこんな感じだと思う。
過去シリーズのキャラを見るときはR2から6~7年後、復活のルルーシュから5年後と考えて見ると良いかも。
・立地の整理
第1幕のことまであまり頭に入ってないのだけど立地的なところも整理しておく。
・ネオブリタニア帝国(北海道)
網走:収容所に黒戸やサクラが収容された
札幌:サッポロゲットーになってる
小樽:第1幕でドンパチやった?うろ覚え
函館:現在七煌星団の本拠地がある
旭川:たぶん朝廷はここあたり?
・日本
八戸:黒の騎士団の基地がある
東京:たぶん首都のはず。
ネオブリタニア側はほぼほぼ七煌星団の位置をつかんでる状態だと思う。
東から札幌を攻め立てたときに西側から勢力がくるので少なくとも札幌より西側にいることは明白だし、日本側とやりとりするには八戸に近い位置を選択するというのもあり函館あたりは目をつけられてるだろう。
札幌での戦闘後すぐにナラがアッシュに接触してきた感じからするとほぼというかかなり正確に位置は掴んでるが、仮面さんに泳がされてるってところだろうか。
シトゥンペの壁で範囲としては広いが密室状態の北海道で皇家の娘を実質的な人質状態としての国家となる。この状況で救助しようとするのは日本、黒の騎士団となる。
密室の島を使う点では九州でも四国でも大丈夫そうではあるんだけど、キュウシュウ戦役で日本の西側の話はやり切った感があるので、空いた北海道が舞台として適切なんだろう。函館と八戸の距離感とかも良い感じなんだろうな(どっちも行ったこと無いけど)
・技術の整理
・シトゥンペの壁
ホッカイドウの海岸線を覆っているバカデカのエネルギーフィールドっぽいやつ。
サクラダイトを不活性化させるゲフィオンディスターバーの発展形だと思うが大きさ的にも発展しすぎだろ。
設定上はゼロレクイエム以前には実用化されてたらしいので一気に発展したわけでもないらしい。
シトゥンペってギリシャ語っぽいと思ってたがどうやらアイヌ語でキツネを意味するっぽい。
・ダモクレス
何故かホッカイドウにあるダモクレスさん。
フレイヤ然り、ダモクレス然りこのあたりが破棄されてないのが怖い世界。
・新フレイヤ・エリミネーター
ギアス世界内での核兵器にあたるフレイヤを無効化するための何か槍みたいなやつ。
旧作では19秒で環境情報を入力したり、ぶん投げて0.4秒内に弾頭に直にぶつけるみたいな馬鹿兵器だったが環境情報が自動計算で有効範囲が100mになってる。これで誰でも使えるね!って言ってた。
ニーナは全ての弾頭が亡くなったのを見届けたので出番終わりかな。
・まとめ
思ったより書いてしまったがざっくり感想でした。
アキトが3~4年かかってたのを考えると月1幕上映ってのはかなりコンパクトで見やすそうで良いと思う。
配信が限られているのは残念だが盛り上がってほしいですね。
あ、ED結構好きです。
現在ガールズバンドクライを中心にアニメの感想はいろいろ書いているので時間のある方はマガジンの方も見ていってください。
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