X68000のFDをイメージ化
X68000Z がなんか盛り上がってきたので、ずっと引き出しに眠っていた
フロッピーをなんとかしたいなと。
USB接続の3.5 インチFDドライブはなぜか持っていたのでWindows11でなんとかできないかと調べて、試してみたけども無理でした。
Windows 7とか8 なんかは読めたみたいでしたが、時は令和・・・
無理そうなので、Linuxでなんとかならないかと思って試して、なんとなくうまくいったので備忘録的なノートです。
必要なもの
ハードウェア
Raspberry Pie 4 (8G版でやりました)
USB接続のフロッピードライブ(Sony PCGA-UFD5)
Windows 11 のPC(XM6エミュレータの実行環境)
X68000 の フロッピー(3.5インチ)
ソフトウェア
vsftpd ( ラズパイ用:FTP サーバ )
ラズパイからWindowsファイルを送受信するためFFFTP ( Windows 用: FTP クライアント)
Windows側でファイルを受信するためのソフトVirtual Floppy Image(Windows用 : 変換ツール)
イメージを変換してくれるツールXM6エミュレータ(Windows用:X68Kエミュレーター)
作業のながれ
ラズパイのセットアップ
普通に起動させる
SSH の有効化(必須ではありません)
vsftpd の導入
フロッピードライブを接続するフロッピーをドライブに入れて、dd コマンドでラズパイ上にファイルを取り出す。
出来上がったFDイメージを、FFFTP を使ってWindowsにもってくる
Virtual Floppy Image ツールで、XFD形式に変換する
それぞれを詳しく
ラズパイのセットアップ
色んなサイトで紹介されているので、ラズパイ セットアップとかで検索してみてください。
起動できたら、SSHを有効化します。
vsftpd 導入
# sudo apt-get install vsftpd < インストール
# sudo systemctl enable vsftpd < ラズパイ起動時に自動起動させるフロッピードライブを接続する
接続すると /dev/sda か /dev/sdb とかで認識されるはずです
# sudo fdisk -l でも確認できます。フロッピーディスクを入れて、イメージファイルを作成します
# dd if=/dev/sda of=image bs=512 conv=noerror,sync
> if=/dev/sda の部分はご自分の環境にあわせて変更してください。
fdisk -l 確認してください。
> of=image 、このまま実行すると、ラズパイ上に image というファイル名でフロッピーのイメージファイルを作成します。ご自身のわかりやすいファイル名に変更してください。
> bs=512 conv=noerro,sync、おまじなひ吸い出せたイメージファイルを、FTPでWindowsに転送します。
FFFTP を利用しましたがお好きなツールでOKです。Window上でファイルをXDF(EX68)形式に変換します。
Virtual Floppy image で出力形式をXDF(EX68)形式にして
イメージファイルをドラッグ。ちゃんと読めるか、XM6で使ってみる。
リンク(参考にさせていただいたサイトなど)
https://pokug.net/entry/2022/04/16/221435 (DDコマンドなど)
https://raspida.com/rpi4-ssd-usb-boot(ラズパイをSSDから起動)
https://qiita.com/c60evaporator/items/2384416f1122ae124f50
(ラズパイ SSHの設定)https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/downloads/74780/teraterm-4.106.exe/
(TeraTerm)https://sozorablog.com/raspberrypi_initial_setting/
(ラズパイの初期設定)https://www.vector.co.jp/
(Vector:Virtual Floppy image 、FFFTP などソフトをダウンロード )
ありがとうございます。リンクなどに問題があればお知らせください。