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ミイラ展と国立科学博物館
国立科学博物館のミイラ展に行ってきましたよっと。
ミイラのお話
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CTスキャンでミイラの中身を見てみよう!という展示。
性別、罹患していたであろう病気などがみれてなかなか面白かった。
今回来たミイラの多くにアテローム性動脈硬化があったんだって。
ミイラにしてもらえるくらい地位の高い人なら、さぞいいもの食べていたんだろうなぁ…
CTスキャンの映像を見ていると、顔らしい顔が見えて、ああ、この人も人だったんだなぁと思いを馳せる展示になってました。
不思議なことに、人のイメージができると副葬品や木棺も色鮮やかに見えてきます。
時代が進んでくると木棺に描かれてくる顔のテイストが変わってきたり
子供のミイラの木棺に描かれてる絵が漫画チックで可愛くなってたり
称号が「2つの天への扉を開ける者」とか「傾聴の主アメンの神官」とかなんか厨二心くすぐったり、最初から最後まで展示を楽しめました。
撮影禁止ですが、ツタンカーメンの仮面(レプリカ)とロゼッタストーン(レプリカ)は撮影可でしたよん。
…今回の展示とは関係なくないか?(でも撮る)
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2時間たっぷり楽しんだ後は、常設展示へ。
地球館の台地を駆ける生命はベストビュースポット
まずは地球館。
大剥製展示の台地を駆ける生命は本当に大好き。
人が来ないのでむしろゆっくり眺めたり、ベンチで休んだりできます。
こんなに素敵な展示なのになぁ。
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ここにくるときは、剥製を眺めるのもありますが、静かな時間を味わいに来ている感じ。
生き生きとした剥製と時間が止まったような空間がとても居心地がいいんですよね。
たまにくる人のヒソヒソした話し声や、歩く音も展示と一体になってるみたい。
国立科学博物館の大好きな展示、大地を駆ける生命
— りょーこ@グラレコ理学療法士 (@ryoko_PT) January 13, 2022
ゆったりと歩いたり、ベンチでじーっとながめたり。ヒソヒソと聴こえてくる会話もちょうど良くて。
剥製の出来が本当に良くて、躍動感あふれてる。 pic.twitter.com/iF9UaAnz0O
このフロアに来たときは、「ヨシモト!素晴らしい剥製をありがとう!」と心の中で唱えてます。
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建物の優美さとフタバスズキリュウに会える日本館
地球館の次は日本館へ。
地球館のように大型展示があるわけではないので、売店だけ見てさーっと帰る人も多いのですが、もったいないですよ!
日本館はその建物が昭和6年に建てられた重要文化財で、建物を眺めているだけでもあ〜来て良かったなぁ〜ってなります。
もう、大好き。
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で、毎回見にくるのがフタバスズキリュウ
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首長竜なので、恐竜とは違うけれど、日本にいたと思うとロマンがあるよね。
あと、のび太のピー助を思い出すw
本物に会える科学館
国立科学博物館は、フタバスズキリュウもそうだけれど、アロサウロス、アパトサウルス(昔はブロントサウロス)、トリケラトプスなど本物の骨格標本が見れるので、もーウキウキするよね。
以前、ボランティアの案内の方に「劣化を考えるとレプリカ展示にした方がいいけれど、これだけ実物骨格を見れるのは世界の中でも少ない。広く恐竜に興味を持って欲しいという姿勢が現れている」「本物とレプリカの見分けかたは、どれだけワイヤーで骨を支えているか。本物は重く、穴を開けにくい」「カハクのトリケラトプスは世界一状態のいい化石」などなど教えてもらい、とても勉強になりました。
何よりそのガイドさんが本当ーーに恐竜が好きで、恐竜のことを話しているのが楽しい!っていうのがわかって、聞いているこっちも、で?つぎは?へーー!なんてついつい話を掘り下げちゃったり。
今はそういったガイドツアーもなくなってしまいましたが、展示は変わらずありますし、もし行くことがあったら、ぜひ見に行ってくださいね。
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