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自立していくエネルギー、タロットの流れ
おはようございます。
それでは、今朝のタロットを。
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「ワンドのエース&6番恋人たち」
意欲が湧いてきて、やる気が出ていますね。選択を積み重ねていくということは、大事な過程。自立の一歩。
「ワンドのエース」が出ました。ワンドは、意欲、情熱、直感。まさに、湧いて出てきている状態です。エースは、今まさに湧いているところで、まだ何も始まっていないのです。たとえば、アイデアがふと湧いたところですね、あれやってみようかな、とか、こういうのはどうかな、とか。そんなふうに、まさに初々しく湧いたところなんです。「ワンドのエース」がなくては、その後の行動に移すエネルギーにつながってこないのです。直感的な方は、こんな「ワンドのエース」の状態、よく理解できると思います。
そして、「6番恋人たち」の流れに入ります。「3番女帝」「4番皇帝」である、母なるもの、父なるものからの自立を意味し、そして、「5番司祭」の社会的ルールから一本抜け出し、独自の選択をしていくタロットの流れとなっています。この流れ、まさに両親からの自立を意味します。今、受験シーズンですね。甥っ子も大学受験真っ最中ですが、外の世界へ出ていこうと、必死だと思います。そんな姿が浮かびます。そうやって、親元から自立していき、自分の道を選択してゆく過程にある。その選択していくということ、それが「6番恋人たち」のエネルギーです。
私もかつては受験生でしたが、散々なる敗北をした、痛い記憶があります。でも、一浪してやっと受かり、晴れて上京したときのあの親元地元から抜け出したときのうれしさといったら、希望に満ちあふれたときだったのを思い出します。これから、新しい生活が始まっていく、なんでも自分でやっていくんだという気概。そんな、自分の道を選択していくという、始まりのエネルギーに満ちていたともいえます。懐かしいですね。甥っ子も期待に胸をふくらませ、受験本番を迎えているところでしょう。
昨日も書きましたが、タロットの大アルカナは、愚者の旅と言われています。人間が成長してゆく過程を表しているのです。そんな、最初の父母からの自立を意味する「6番恋人たち」ですが、これからの新しい生活に、自分の世界を作り出すことにときめいている、そんなふうに読めます。
甥っ子の成長を、遠くから見守っていますが、これからいろんなことが、目の前に立ち上がり、行動していくことを、新しい世界を歩いていくことを、楽しみに見守っています。
世の中の受験真っ最中な若者たちが、これから生きていくのに、もっと明るい世の中であって欲しいと願うばかりです。
それでは、今日はこの辺で。では、また。
空川ナオ