「教えられ方」の上手い人なろう
「教えられ方」のうまさを気にしているでしょうか?
よく、教え方の上手い人というのは話題になりますが、教えられ方が上手い人というのは、触れられないような気がしています。
私は、教え方のうまさと同じくらい教えられ方の上手さも大切だと思っています。
教えられ方の上手さとはなんなのかという話ですが、
教えられ方の上手い人というのは、どんな人からも知識や経験を引き出すことができる人、その上で教える側に気持ちなってもらい、どんどん教えたくなってしまう、そんな人です。
具体的にどんな人なのか考えてみます。
チェックポイントとしては以下の通りです。
・相手の話をちゃんと聞いているか?(聞いていると思われているか)
・相手の話の意図を理解した上で、目的を汲み取っているか
・話の中で、共有が上手くいくようなコミュニケーションが取れているか
・教えたいと思われているような素直な人物として捉えられているか
・教える側が気持ちよく話ができるような努力をしているか
大体このようなポイントが、「教えられ方」を上手くする上で大切になってきます。
エンジニアは、特にそうですが、仕様や技術を相手から教えてもらうという環境はとても多いです。プロジェクトごとに、様々なことを教えてもらいつつ理解を進めていかなければなりません。
教えられ方が上手くない人は、自分から質問しても適当に流されてしまったり、自分で考えろと言われてしまったり、聞いた内容と別の回答がかえってきたりしてしまいます。
これらを、教える側がちゃんと伝えようとしていないと考えることもできますが、人のせいにしてしまっていいことはありません。
人間関係を円滑に進める、チームをより機能させるためには、教える側の努力だけではなく、教えられる側の努力も非常に重要になって来るということです。
そんな人になるためには、先ほどあげたチェックポイントを意識的に実践していくことです。
もう一つ、実際にこれらのチェックポイントを実践していく上で、大切なのは、考え方です。
考え方がずれていると、これらのチェックポイントを実践しようと思ってもなかなか上手く行かないでしょう。
その考え方とは、
「相手に敬意を持って接する」ことです。
自分より技術力の低い人、自分より年齢の低い人、周りからあんまりよく思われている人などがいると、どうしても周りに流されてしまって、その人を無意識に下に見てしまうという人は多いです。
どんな人でも、人であるだけで敬意を持って接するべきですし、その人から学べることはとてもたくさんあります。
風潮に流されてその人からの教えの機会を奪ってしまうのは非常に勿体無いです。
常に相手に敬意を腹合うというマインドを持って、できるだけ素直に、目をキラキラさせながら、色々聞いて、教えてくれた人には少しオーバーなくらい感謝をしましょう。
そうすることで、色々な人から協力してもらえるようになっていきますし、技術の吸収スピードも上がっていきます。
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