【読書レビュー】40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ仕事に対する考え方
はじめに
今回は、「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ仕事に対する考え方」という本を読みました。
これは著者が20代の頃に、著者の部長にあたるNさんから教わった学びをまとめたもの。
Nさんと筆者の会話形式で話が進んでいくので、とても読みやすかったです!
今回は、この本を読んで印象に残った箇所をいくつか紹介します。
本から学んだこと
■そもそも考えるとは?
この本の重要なメッセージの一つが、
「考えるとは、要素を分解する」
ということ。
要素を適切に分解するためには、
視野が狭くならないよう、1つの要素を深く考える前に、
他の切り口が無いか考え、並列の項目を全部洗い出すということが重要だと理解しました。
筆者も、
「そうやって思考範囲を広げていくこと」が「考える」ということなんだと学んだのでした。
と語っています。
■要素分解のコツは?
Nさんが、要素を分解するときに意識していることは以下の4つ。
・水平思考をもつ
・垂直思考をもつ
・思考の高さを変える
・時系列を変える
・水平思考
類似性・関連性のある他のカテゴリから横転できるものがないか考える。
→美味しいスパゲッティを食べるために、うどん(麺)・ピザ(イタリアン)の美味しい食べ方を応用できないか?
・垂直思考
思考を深掘り。MECE、5W1Hで考える。
・思考の高さを変える
→美味しいスパゲッティを食べるために、消費者としての目線ではなく、一流レストランのオーナーの目線で考えてみる。
・時系列を考える
過去、未来の視点でも考えてみる。
本書を読んでいるだけでも、Nさんによる要素分解の上手さが感じられるのですが、
そんなNさんは上記を繰り返すことによって、思考を深めているということがわかりました。
感想
本書では上記の他にも、
・ボックス思考
・ファシリーテートのコツ
・Nさん流の仕事の進め方
などについても語られており、学びの多い一冊でした。
また本書を読み、以下のことが重要であると感じました。
・問題解決のためには要素を適切に分解すること
・ムダやモレを無くすためにどうすればいいか常に考えていくこと
今後は、Nさんの考え方を参考に物事に取り組んでいきたいです!
そして、
・「美味しいカレーを作るには?」
・「桃太郎の話を説明できる?」
といった突拍子もない質問で、筆者の思考力を高めようとマネジメントするNさんはとても面白い方だなと感じました!
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