【読書レビュー】すべてのビジネスパーソン必読!IoTってなに?これからのIoTビジネス
はじめに
最近よく聞くようになったIoTいう言葉。
今回は、IoTの基幹技術から日常生活とビジネスの未来像まで紹介している本、
「未来IT図鑑 これからのIoTビジネス」を読んで学んだことをまとめました。
すべてのビジネスパーソン、必読!
と帯に書かれていたこの本。
なんとなく知っているIoTについて、
より詳しく理解するために購読しました!
IoTビジネスとは
IoTとは、
IoT = Internet Of Thingsの略で、
モノのインターネットと表現されます。
■ モノのインターネットとは?
テレビやエアコン、時計など身の回りのものがインターネットにつながるしくみのこと。
ex.モノを遠隔から操作する、モノ同士でデータを交換して制御し合う
■ IoT技術のメリットデメリット
モノをインターネットにつなげることで、ヒトの暮らしをより豊かに便利にすることができるIoTの技術。
IoTには、以下のようなメリットとデメリットがあると考えられています。
メリット
・働き手不足の解消
・モノの性能向上
デメリット
・セキュリティの課題がある
・ネットワークが機能しなくなった時の影響の大きさ
本を読んで考えたこと
■ 印象に残ったIoTビジネス
本の中では、様々なIoTの技術やビジネスが紹介されていました。
(例)
・無線技術「LPWA」
・通信方式「5G」
・声で買い物も!「スマートスピーカー」
・つながるクルマ 「コネクテッドカー」
など
中でも、私が印象に残ったのは、
総務省が推進している「IoTおもてなしクラウド事業」の話。
訪日外国人の属性情報をもとに、各種サービスを提供するためのしくみです。
おもてなし、というとヒト対ヒトで行われるるイメージの強いもの。
そこにIoTの技術が加わることにより、よりお客様の役に立つサービスを提供できるために、質の高い「おもてなし」に繋がるというのが面白いと感じました!
他にも、訪日外国人に向けたサービスで、
観光の一極集中を防ぐために、その人の属性に合った観光情報を提供する「KOIサービス」というビジネスもあるのだとか。
ヒト対ヒトでおもてなしする時代が変わりつつあるのかもしれないなと感じました。
■ IoT技術の捉え方の違い
また、トピックとして海外と日本のIoTへの考えたのは違いが取り上げられていて、それも印象に残りました。
というのも、海外の「とりあえず導入してみよう」というIoTに対するポジティブな捉え方に対し、
日本は「問題は起きないか?セキュリティは大丈夫か?」と及び腰になっていて、海外に比べて出遅れているというのです。
リスクマネージメントをすることはもちろん重要ではあるものの、
これからの技術革新に大きなインパクトを持つとされるIoT技術を、出遅れずに導入できる考え方ができたらいいのになぁと感じました。
■ 驚きの市場規模!
そして、IoTの市場規模の大きさにも驚きました。
IoTの市場規模は急速に拡大しており、2022年には12兆円を超えると言われています!
IoTによる技術革新と、暮らしへの浸透がこれからどんどん進んでいくと感じました。
さいごに
今回は、「未来IT図鑑 これからのIoTビジネス」という本を読んで、
学んだこと・考えたことをまとめました。
本を読んで、製造業やデジタルマーケティングといった産業・ビジネスの面から、
私たちの日々の暮らしを支える身近なものまで、
IoTの技術が様々な分野で活かされ始めていると感じました。
また、なんとなく知っていたIoTについて、
具体例も交えながら詳しく理解することができとても良かったです。
今回の学びと関連しているものとして、
あのダイエットで有名なRIZAPの技術活用について下記のnoteでまとめています。
https://note.com/note_mh/n/n36848ba76119
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