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【感想】光る君へ 第34回「目覚め」
局での筆も進むようになってきた式部の物語は宮中でもあっという間に広まったようで、いろんな人が読み聞かせたりしているのを見るとニヤニヤしてしまいます。
宮中での式部の存在感がどんどん増していくし、局には帝も中宮も左大臣も来るし、女房たちから嫌なことされないか心配。
案の定、女房たちから左大臣と式部の仲を怪しむ声が。
けど「そうそう、これこれ。宮中で女房たちからちょっと嫌なこと言われるやつ」と、またニヤニヤ。
今までいろいろな紫式部関連の本で読んできた陰湿な場面、ドラマでは少し緩めに描かれていましたので、ついにきたなといった感じです。
宮中のことを描かれることが増えて、今週は特に雅で華やか。
曲水の宴は特に華やかで、彰子様の表情もいつもより柔らかでした。
式部が良い影響を与えているのかしら。
絵巻物のようなシーンは美しくて見惚れてしまいます。
打毬の回の男子ロッカールームを彷彿とさせるシーンで、「男子だけで集まるとこんな感じ」を彰子に見せて、源氏物語で彰子が理解できなかった「帚木」を解説。
式部、あれを見て「殿御はかわいい」と思えるようになったんだな。
次週予告で彰子様が「お慕いしています」と叫んでいたので、源氏物語を通して少しだけ理解できたのをきっかけにして、少し心持ちが変わったのかもしれないですね。
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