
きっちゃんのつぶやき「子育ての目的は”自立”です」
今日は、暦の上で大寒です。「寒の入り」からの1ヶ月は、1年でもっとも寒い時期になります。私の住んでいるところも朝から大雪になりました。体調管理に努めたいですね。
さて今日のテーマは、「自立」です。八田哲夫さんは、著書「子どもが自分で伸びていく6つの習慣」の中で次のように述べています。
子育てで大切なことは、うまくできるとか、早くできるとか、人に比べてどうかということではなく、“自分で自分なりにできる”ということです。できるようになるまでに助けるのが「手助け」、できるようになっても任せきれないのが「手出し」。一番手出しをしたい時が、一番手出しを我慢するときです。
「自分でできることは自分でさせる」ための具体的なことの一つに“あいさつ”があります。私の家の前を登校する子どもたちは、毎日元気にあいさつをしてくれます。きっと周りの大人があいさつしているのだと思います。大人が見本を示すことで、子どもたちはそれを見て学ぶのです。あいさつする習慣を身につけさせたいのなら大人から先にあいさつすることですね。
「あいさつをしなさい」と型だけを強制することは、教育的にはあまり意味がありません。何のためにするのか。なぜそれが大事なのか。なぜ子どもにそれをさせたいのか。そのことを考えることが、子どもの成長に直接関わる全ての大人に求められていると思います。