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横浜山手西洋館めぐり=============元町・中華街駅→石川町駅=========== ゆるてくウォーキング〈3〉

秋晴れの中、みなとみらい線「元町・中華街駅」からJR京浜東北線「石川町」まで、横浜山手の西洋館・高級住宅街・公園・中高大学を臨みつつウォーキング。

今回訪れた西洋館・資料館の見学は全て無料
外国人観光客にも会わず、訪問客は数少なき日本人のみでした。
平日の横浜山手は、まさに街中のオアシス。
穏やか、かつ心休まる散策どころです。
《 4時間(休憩含む)   約1万歩 8km 》


1. アメリカ山公園

エレベーターエスカレーターを使えば、
みなとみらい線「元町・中華街駅」からアメリカ山までは1、2分。

2. 横浜地方気象台→ブラフ99ガーデン

横浜地方気象台入口横には煉瓦井戸の遺構がある。
建物内には、気象に関する資料が展示。
外国人墓地前の小さな公園、ブラフ99ガーデン

3. 外国人墓地資料館→岩崎ミュージアム

明治初期には、ほぼ現在の外国人墓地と同じ状態がつくられていたとのこと。
小さいけれど立ち寄ってみたい外国人墓地資料館
今回は素通り外観見学のみの「岩崎博物館」(有料)。
もとは日本初の外国人用劇場ゲーテ座があった場所。
現在はファッションの変遷等の服飾関連ミュージアム、
劇場ホール、カフェ
が入っている。
ゲーテ座に関する資料も展示。
ドレスを着ての記念撮影もできる。

4. 「港の見える丘公園」            

風もなく快晴、展望台からの眺めは最高。

11月初旬、今年(2024年)の秋バラの見応えはイマイチか。
それでも、一輪一輪、美しく咲き誇る。

5. 大佛次郎記念館・県立神奈川近代文学館

「港の見える丘公園」内にある「大仏次郎記念館」(見学は有料)。
横浜ゆかりの作家・大佛次郎 (おさらぎじろう 1897–1973) の業績と生涯を様々な資料で紹介。
今回は外観のみ見学。
「霧笛橋」の先、「港の見える丘公園」の一番端に
ひっそり佇む「県立神奈川近代文学館」(見学は有料)。
今回は外観のみ見学。

6. 横浜市イギリス館

イギリス館に続く素敵な小道。
「港の見える丘公園」内にある1937年建築の英国総領事館邸
イギリス館内部。丸窓が印象的。

7. 山手111番館

「港の見える丘公園」内にあるスパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁が美しい西洋館。
1926年、J.H.モーガンの設計で、アメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として建築。

8. 山手資料館→横浜山手聖公会

明治42年建築の二階建て木造建築「山手資料館」
耐久性が心配される為、階段は一人づつ通らなければならない。
横浜山手聖公会
内部見学はできなかった。

9. 山手234番館

1927年頃、関東大震災復興事業の一環で建築された共同住宅

10. エリスマン邸

1926年、スイス人のF.エリスマン(シーベル・ヘグナー商会 支配人)が自邸として建築。
外国人墓地に隣接する元町公園前、山手本通り沿いにあるレトロな公衆電話

11. ベーリック・ホール

1930年、イギリス人貿易商・B.R.ベーリックの自邸として建築された「ベーリックホール」
現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模
「ベーリックホール」の内部。
第二次世界大戦後、インターナショナルスクール寄宿舎として、平成初期まで利用されてきた。
数ある西洋館の中でも、一番立派な邸宅に思える。
保存状態も良く、今でも十分使えそうだ。

12. カトリック山手教会

ステンドグラスが素敵な教会。
パイプオルガンもある

13. 横浜山手テニス発祥記念館→旧山手68番館

山手公園内にある「横浜山手テニス発祥記念館」日本庭球発祥の地の碑
「横浜山手テニス発祥記念館」内部。
若き日の上皇ご夫妻の写真も展示。
500年前のラケットは必見。
現在、山手公園管理センターとして利用されている「旧山手68番館」
昭和8(1933)年、外国人向けの貸家として建築。
昭和61(1986)年、山手公園に移築。
山手公園内のヒマラヤスギ群。

14. 休憩処 「喫茶エレーナ」

イタリア山庭園に程近い山手本通り沿いの老舗喫茶店「喫茶エレーナ」
イラストレーターの柳原良平氏のサインがたくさん飾られています。
平日午後2時半、運良く空いていて、窓側の席に座れました。
マロンパフェと紅茶のセット&カボチャのプリンを注文。
美味しゅうございました。

15. ブラフ18番館→旧内田邸外交官の家

木造二階建ての「ブラフ18番館」
関東大震災後、山手町45番地にオーストラリア貿易商バウデン氏の住宅として建築。
第二次世界大戦後はカトリック山手教会の司祭館として平成3(1991)年まで利用された。
同年、横浜市が部材の寄贈を受け、山手イタリア山庭園内に移築復元。
「旧内田邸 外交官の家」は絶賛修繕中!
見学できず残念。

16. 山手214番館

横浜共立学園敷地内にある「山手214番館」
1920年代に建築された元スウェーデン領事公邸。見学不可。
現在は、横浜共立学園の同窓会や諸集会に使用。
横浜山手共立学園からJR石川町駅方面に続く階段を降りると、
徒歩数分で石川町駅に到着。
石川町駅手前にある「よつばベーカリー」は、小さい店舗ながら人気のお店。
パン好きの筆者は、もちろん立ち寄ってお買い上げ。

17. おまけ


横浜山手観光のメイン道路、山手本通り
ここから先、観光スポットとともに、
おしゃれなカフェ・レストラン、
公園、学校、セレブ住宅が立ち並ぶ。
横浜山手にある学校の一部。
女子校が多い。
最寄り駅からは結構な距離があり、
坂上にあるので、日々の通学は体力勝負?
高級住宅街のお決まりマーク?
横浜山手地区高級住宅街にセコム表示がズラッと並ぶ様相は壮観だ。
ここでは、セコムシールが貼られていないお宅を探す方が難しい。
「喫茶エレーナ」にサインが飾られていた故柳原良平氏の自宅(と思われる家)発見。
素晴らしい横浜の眺望を愛でることができる立地でした。
やはり、お決まりのセコムマーク付いてます。
山手イタリア山庭園からの眺め

有名観光地ではあるけれど、平日だったからか、どこも人がまばら。
今回は、お日柄もよく、とてもゆっくり見学できて最高でした。
オシャレかつセレブ感を感じながら、しかも無料見学スポットが目白押し。
整備されたインフラの中、これだけのものを見学できる横浜山手
横浜市に感謝!
とても素敵な空気感の街でした。


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