リワークに2週間行ってみた
noteの更新が久々になってしまいました。このnoteは私自身の備忘録として記していますが、更新が途絶えると頭の片隅に更新のことが残っています。
さて、5月9日から私はリワークに通うようになりました。私にとってのリワークは体調の確認と再発防止に向けた取り組み(特にミス防止)に焦点を当てた短期間のプログラムになります。
リワークに2週間通った率直な感想を記したいと思います。リワークを検討する方の参考になればと思います。
1.リワークの感想
① 講習が2日に1回あり、それを受講することで気づきが得られている。
講習はストレス対処講習・コミュニケーションスキル・生活習慣改善のための講習等、休職に至った要因となるこれらのスキルや知識の向上を図れます。
② 時間が余ることがあり、その時間をいかに自分なりの問題意識をもって過ごせるかが大事。
私は1か月間のプログラム参加であるため、短期でリワーク支援が終了するため、様々なプログラムを駆け足で詰め込んでいます。そのため、時間が余るということが少ないです。
通常、リワーク支援は3か月程度であるため、最初の一か月間は講習がメインで、2か月目からは学んだことを実践する場がいくつか用意されています。(私が通っているリワーク施設の場合です。)
最初の講習は一回だけ受ければよいというものもあり、日がたつごとにデスクワークというある種の自由時間が発生します。その自由時間には、レポートの提出や読書・事務作業プログラム等をする時間に充てられています。しかし、それが毎日あると正直、暇になります。その時に、自分なりの課題を設定し、復職に向けて今何をするのかを考えられるかが大事なように思えました。
③ 他のリワーク利用者の方のバックグランドには共通するものがあり、私だけではないという思いを抱きやすい。
リワーク支援を利用するということは、何らかの理由で休職をして復職を目指している人が多くいます。彼らを見ていると、総じてまじめそうな方が多いです。また、日によってはメンタル面で不調の方もいます。そのような方もまずはリワークに行くことを目標にして日々課題に取り組まれています。
その姿を見ていると「自分だけじゃないんだ。ほかの人も自分と同じように苦しさを抱えているんだ」と不謹慎かもしれませんが、勇気づけられます。
④ 支援を受けることで自身の見えない部分が明らかになる。
これは私にとって非常に大きなものでした。私の休職要因は「ミスの多さ」です。なぜミスが多いのか、それをリワークのプログラムをしていく中で明らかになりました。その明らかになった点を意識することで、日々改善がされている実感があります。
このことについては、また別記事で書きたいと思います。
2.最後に
リワークに通う事に対して私は最初否定的でした。リワークに通って何が変わるんだ。それよりも、早く現場に戻りたい。そんな思いでした。主治医から「リハビリ出勤可」の診断が出てから3か月経ち、ようやく社会復帰に向けて現在歩んでいます。
この2週間を過ごして、今思うことは
リワークに行って良かった
リワークのプログラムを通して、自分を振り返り何が足りないのかが明らかになります。辛い面もありますが、確実に今後の職業人生でこの経験は活きます。いや、活かします。
残り期間は少ないですが、目の前のプログラムに真剣に取り組み、自身の課題である「ミスの多さ」を改善できるよう取り組んでいきたいと思います。