三笑堂介護ロボット展 見守り機器編
前回記事の続きを書く。今回は見守り機器のことについて。
1.aams(アアムス)aams | 株式会社バイオシルバー (biosilver.co.jp)
この機械は、今回の展示会で気に入ったものベスト3に入るものだった。 こちらの機械は、ベットのマットレス下に敷くだけで、ベットで眠る利用者の呼吸・体動・心拍・離床をタイムリーにPCや職員が持つインカムやスマホに送られる。
メリット
① リアルタイムで利用者の情報を把握できるため、通常時のバイタルを把握出来る。
② 睡眠状態をデータ化することで、何時にどれだけの眠りかを見ることが出来る。そこから利用者の特徴を理解し、質の高いケアへと繋げられる。
③ 介護記録ソフトと連携することで、業務負担軽減
このメリットは各見守り機器に導入されている。夜間巡視時の記録作成に役に立つ。
2. Neos+Care 介護ロボット 予測型見守りシステム【Neos+Care ネオスケア】 (noritsu-precision.com)
こちらはカメラを使った見守り機器だ。特徴としては、カメラを使って、利用者の動きをリアルタイムで映像化。
それにより、今どのような状態でこれからどう動くかを予測できる。
メリット
① 転倒事故の防止と要因の分析が容易に
ベット下のセンサーが作動してから職員が動いては、遅い場合が多い。
離床する前に利用者の変化に気づく事で事故を防止することが出来る。
また、仮に転倒事故が起こったときに何が要因で事故が起こったのか。それを映像にすることで分かりやすくなる。
見守り機器がなければ、職員の推測による事故要因となり適切な事故対策を行なうことが出来ない可能性もある。
客観的な証拠による事故対策には見守り機器は欠かせないと思った。
これまで見守り機器についての感想を述べてきた。今回の展示会に参加して思った事は、これらの機器を使いこなした施設は職員満足度・利用者満足度が高くなるだろう。
この展示会に参加し、実際に採用に動いた施設を私は応援したい。