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再就職先の条件。
無職生活も6ヶ月目に突入した
暇真(いとま)です。
先日、前職の関係者が「暇真さんは前向きな転職をして偉い!若い人はそうでなくちゃ」と褒めてくれていたらしいと聞いた。
前向きな転職……??
そうだった。私は前向きな転職をしているのだ、と思い出す。最近は不確定な未来がストレス過ぎて
「もう何でも良いから未来を確定させたい(=収入源を確保したい)」という気持ちになっていたけど、全然何でも良くないのだ。テキトーに選んだら、また直ぐ辞めてしまう。しっかり吟味しなくては。
私の退職理由は「広報の仕事がしたいから」で、春からの再就職までに「デザインの勉強をしたいから」8月末に退職した(事になっている。)本当は、そんな小綺麗な理由だけじゃ無いんだけど。
でも概ねは、理想の働き方を実現するための退職だった。私の理想はなんだっけ。思い出してみる。
1.広報の仕事
まず、広報の仕事ができる事。
これがMUST。広報職じゃなかったら、マジで何のために仕事を辞めたのかわからん。
広報の中でも、特に組織の中の一員としての広報担当者になりたい。フリーランスとしてライター業務を受注するとか、第三者的なポジションでオウンドメディアの作成を委託されたり、新聞記者になったりするのはちょっと違う。
どこかしらの企業の一員として「うちらの業務」をPRしたい。内部の人間になりたい。
2.熱量のある職場
あと、自分たちの仕事に熱量を持って取り組む組織or個人の隣で仕事がしたい。広報の仕事は、誰かの気持ちを遠くに届けるためのものだから。熱い気持ちがそこに無いと、やる意味が無い。
当初は、地域おこし協力隊になる予定だった。
どこか田舎で「この伝統工芸品を次の世代に繋ぎたい…」とか「うちの商店街をどうかもう一度活性化させたい…」と願っている人の側で広報をしたいと考えていた。そしたら、自然と彼らの想いに共鳴/共感して、毎日エネルギッシュに働けるんじゃないかって、そう期待してたんだ。
でも、田舎はイヤかも知れない。
まだ隠居したくない。そういうのは、もっと私が老いてからで良いかも。
地域おこし協力隊は「都市圏から地方へ人の流れをつくる(原則Ⅰ)」と「より条件が不利な地方部を支援する(原則Ⅱ)」という決まりがある。
つまり、既に地方に住んでいる私が地域おこし協力隊になるとしたら、田舎も田舎、超ド田舎の、雪が降り積もり、交通の便が悪い、ちっちゃこい村に行くしか無くなってしまう。いや、それはちょっと嫌かもしれない。
きっと集落の人たちの訛りも良くわからないし、おじいちゃんおばあちゃんばっかりで、コンビニも無くて、スーパーに行くのに車で20分かかるような場所に住まなきゃいけないんだ。アパートだってボロいだろう。同世代の友だちもできないに違いない。無理無理。それは無理だよ、さすがに寂しすぎる。
そういう過疎を楽しめるのは、少なくとも30代半ばを過ぎてからだと思う。私結構ミーハーなとこあるし。地域おこし協力隊になっても、今と同じくらいの生活環境で暮らすイメージだったから、心が折れてしまった。
じゃあ何になるのか。
それじゃあどうするんですか、と自分に聞いてみる。
条件を挙げてみよう。
<絶対>
・広報の仕事である
・熱量のある組織っぽい
・今と同じ~今より都会に住む
<推奨>
・実家から車で片道3時間以内
・月収25万円以上
・40代以上の社員がいる
うーん、書き出してみるとそんなに多くもない。
でも、「熱量のある組織っぽい」が難しい。
特に「実家から車で片道3時間以内」と組み合わせると最悪である。東北の地に、そんな企業は存在しないように思う。言い過ぎか?私が見つけられていないだけですか??でも、地方でやる気にみなぎっていて、さらには広報職を募集している素敵な企業なんて、まずない気がする。やる気のある奴らは、たいてい東京に出ていくじゃん。
ああ、視野狭窄。申し訳ない。東北を敵に回す気はないのに。今日は日本酒を飲んでいるから許してほしい。
明日はリクルートエージェントの担当者の方との面談DAYになっている。最悪、東京に出る可能性も含め、相談してみよう。私が上京するなら、今のタイミングしか無いと思うから、まあそれもアリかも知れない。一つの選択肢として、聞いてみよう。
2025/02/02_無職日誌(128日目)
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