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福利厚生が充実してきたので名前を付けてみた!インテグリティな「フクリティ」のご紹介 ~とあるヘルスケアベンチャーの健康経営の取り組み~

インテグリティ・ヘルスケア(以下、IH)は、社員のパフォーマンス支援のため、数年かけて福利厚生制度を拡充させてきました。今回、それらの制度をまとめて「フクリティ」と名付け、パッケージ化しました。「フクリティ」誕生まで、人事部門の取り組みをご紹介いたします!


パルスサーベイで最も低い評価だった

IHでは、年1回パルスサーベイを実施しています。
その中で「IHの福利厚生制度は他社と比較して充実していると思う」という項目があり、その結果がパルスサーベイ10個の質問の中でワースト1だったのが事の発端です。

2023年パルスサーベイ
「IHの福利厚生制度は他社と比較して充実していると思う」

とても思う  10%
思う     39%
思わない   41%
全く思わない 10%

思わない+全く思わないを足すと51%で、
パルスサーベイ10個の質問中、唯一ネガティブ回答が50%以上。
ワースト1でした😢

しかしながら、他社の福利厚生制度を調査してみると、案外IHの制度のほうが充実していることが判明したのです。
制度は充実しているのに、社員の半数は「他社と比較して充実していない」と思っている…ということは、社内への制度の周知に課題があるのではと考え、まずは制度に関する興味関心を持ってもらうために、たくさんある制度をまとめてパッケージ化し、名前を付けることにしました。

ネーミング案140個の中から「フクリティ」に決定!

ネーミングにあたり、デザイナーの通洋さん(つうようさん)を頼りました。issueの設定からネーミング案の出し方、絞り方、決定方法についてアドバイスをもらいながら進めました。

通洋さんによると、まずは多くの案が必要だとのこと。そのアドバイスに従い、1人30個のネーミング案をコーポレート全員で出し合いました。

ネーミングを検討した際のmiro画面

そして、いくつかのプロセスを経て絞り、最後に残ったのが以下3つの候補でした。名前から福利厚生制度であると連想でき、かつ、”インテグリティ”の語感と合わさり、IHらしい名前ということで「フクリティ」に決定しました。

案1「Work Will」→働け!という圧を感じる
案2「うれサポ」→かわいくて愛着が持てそうだがIHらしさがない
案3「フクリティ」→福利厚生が連想でき、IHらしさを感じる ★決定★

最後に残った3つの案

「フクリティ」を案として出してくれたのは、経理の小林さんでした。感想を聞いてみました。

「福利厚生とインテグリティを掛け合わせた名前で、ひそかに気に入っていました。まさか最後の1つに選ばれると思っていなかったので、とても嬉しいです。」

フクリティ3つの特徴

そもそも、福利厚生制度を整備する根底にあるのは、社員一人ひとりの力が、インテグリティ・ヘルスケアの創造するすべての価値の源泉であるという考えです。そのうえで、社員が仕事とプライベートのバランスを取りながらパフォーマンスの維持や向上を図り、個々が能力を発揮できるような制度を整備してきました。

特徴① 子育てなどの家族サポートが手厚い

子育て支援休暇(半休取得可)
ベビーシッター割引券
子育てによる時短勤務6年生まで可能
介護時短勤務
家族看護休暇(半休取得可)
家族のインフルエンザ予防接種費用補助

社員の52%は40代以上で、子育てと親のサポートの両方が重なる年代。家族サポートとの両立を目指せる形にしています。


特徴② ヘルスケアIT企業だからこそできる、PHRを活用した健康管理支援

PHRを活用したオンライン診療受診・24時間看護師チャットサポート

2024年4月から、当社が提供する健康経営支援ウェルビーイングサービス「SmaDoc(スマドック)」を、福利厚生の一環として導入しました。PHRシステムSmart One Healthを使ったオンライン診療や看護師への24時間チャット相談は、通院や相談を後回しにしがちな社員にとって、気軽に立ち寄れる企業内診療所・企業内保健室の役割も担っています。

ちなみに当社では2022年から定期健康診断の結果提出にもSmaDocを使っており、社員はスマホで健診結果の写真を撮ってアプリで送信するだけで提出完了です。なにより労務担当者が健診結果の回収スピード向上に喜んでいます。


特徴③ リモート勤務を支える環境整備、健康増進支援、コミュニケーション施策が充実

PCディスプレイ貸与
保健師による月2回の健康相談
スポーツクラブ法人利用
健康診断オプション検査代補助
ランチ代・飲み会代の補助

社員全員が多かれ少なかれリモート勤務をしています。その中で、より良い環境で業務を行えるようディスプレイの貸与だったり、セルフケアの推進のため気軽に利用できる保健師の健康相談や、部署内のランチや飲み会代の補助によりコミュニケーション機会の創出を図れるようにしています。

その他にも、多くの福利厚生を整備しています。

フクリティ全体像

担当者に制度拡充の背景を聞いてみた!

「弊社は50数人の会社です。少数精鋭の組織なので、1人が担う業務の大きさや責任が大きく、またその分、1人が欠けた時の影響も非常に大きいものです。ですので、何かあったときに退職しないで済む環境は整えたいと思っていました。人事チームでは常に様々な構想がある中、例えば1人の社員が困り、現状制度がないとなった時、将来に渡り会社にメリットがあるものであれば、その1人の要望を実現するために優先順位をあげて制度化したこともあります。大企業ほどの予算はかけられなくても、時代の変化に適応し、しっかりと社員の役に立つ制度でありたいと思っています。」

最後に

インテグリティ・ヘルスケアでは、社員一人ひとりが自分らしく、安心して働ける環境づくりを大切にしています。福利厚生の充実だけでなく、今後は社員の育成も力を入れていくことで、常に進化し続ける企業でありたいと思っています。

いかがでしたか?
IHへの入社を検討している方など、幅広くお読みいただけたら幸いです😊

インテグリティ・ヘルスケアnote編集部


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