【新技術】AWS認定クラウドプラクティショナー取得のすすめ
Hello world!!
インテック 金融第二システム部のりょーまです!
今回はAWS認定資格についてお話していきます。
1. はじめに
数年前まではweb系ベンチャー企業などが使っている印象が強かった
クラウドサービスですが、
最近は大手企業でも急速に採用が広がっています!
そのなかでも特にAWSは日本の政府システムのクラウド基盤として採用されるなどクラウド業界の中で非常に高く評価されています。
各国政府、某大手メーカー、某大手ECサイトなど
AWSが採用されているサービスは枚挙に暇がありません。
我々SIerとしてもAWSの技術を身につけておくにこしたことはありません。
2.AWS技術者を増やそう!
「AWSってインフラの仕事でしょ。アプリチームでやる必要なんかないよ。」
「自分はホスト系だからクラウドなんかまだまだ先のことだよ。」
などなど、
みなさんの周りにも勉強しない理由を探してしまっている人、
いたりするんじゃないでしょうか??
環境が目まぐるしく変化するVUCA※の時代と言われて久しいですが、
自分には関係ないとたかをくくっていれば
気づけば時代に取り残されてしまうかもしれませんよ...!
ちなみに当社でもAWS技術者を増やすためにさまざまな学習支援を行って、
有識者をどんどん増やしています!
※VUCAとは下記の略称
→Volatility(変動性・不安定さ)
→Uncertainty(不確実性・不確定さ)
→Complexity(複雑性)
→Ambiguity(曖昧性・不明確さ)
3. 初級資格「AWS認定クラウドプラクティショナー」
「そうは言っても何から手をつけたらいいんだよ~」
そんな読者のみなさんの心の声が私には聞こえました...!
AWSには認定資格というものが存在しています。
詳細はAWS社のHPを参照してください。https://aws.amazon.com/jp/certification/
ここで記事を書くからには私も資格を取得しており、
中級者であるアソシエイトレベルの
「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト」の
資格を持っています。
ただ、AWSなんて全然わからないという読者の方々には、
まずは基礎コースとなっている初級者向けの
「AWS認定クラウドプラクティショナー」を目指すことをおすすめします。
私も去年は右も左もわからなかったので
まずはこの資格を取得しましたが、
AWSとはどういう仕組みなのか?
AWSにはどんなサービスがあるのか?
AWSを使うとどんなメリットがあるのか?
など、初歩的なことを体系的に学習することができました。
今年度の当社の新入社員は
全員この資格を取得するべく、
日々技術習得に励んでもらっています!
具体的にどのようなレベルの能力が必要なのかは
AWS社のHPを参照してください。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/
4. 合格までのロードマップ
下記、取得までの手順です。
①初歩的な参考書を読む
②試験に即した参考書で問題のパターンを掴む
③模擬問題をひたすら解く
①初歩的な参考書を読む
私はこちらの本を最初に読みました。
図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 小笠原 種高 (著)
初歩的なクラウドの仕組みや、AWSの主力のサービスなど
かなりわかりやすく噛み砕いて説明されています。
フルカラーで見やすくて、勉強のモチベーションも保ちやすいです!
(勉強期間目安:2週間程度)
②試験に即した参考書で問題のパターンを掴む
次にクラウドプラクティショナーの対策本としてこちらで勉強しました。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 山下 光洋 海老原 寛之(著)
名前の通り先程紹介した本よりも試験を意識した参考書になります。
また、少し細かい内容なども練習問題で出てくるため
基礎をきちんと固めるためにはとてもおすすめできる1冊です。
(勉強期間目安:2週間程度)
私は上記の本に加えてさらにこちらの本も使いました。
改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書 鳥谷部 昭寛 宮口 光平 菖蒲 淳司 (著) 株式会社ソキウス・ジャパン (編集)
こちらは本のタイトルにソリューションアーキテクトアソシエイトの文字がありますが、クラウドプラクティショナーの勉強にも十分すぎるほど役立ちます。
というのも、こちらの本に載っている情報のほうがより細かく、
少し難易度が高い練習問題なども出るため
安心して合格レベルに達したい場合は非常に心強いです。
さらにこの本で学んだことはそのまま
ソリューションアーキテクトアソシエイト試験に活かすことができるので
一冊で二度美味しいです!
(勉強期間目安:2週間程度)
③模擬問題をひたすら解く
これが最後の仕上げです。
私はUdemyで販売されていたこちらの模擬問題を実践しました。
この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)
私は通勤中や休憩時間にスマホで何周も解いていました!
参考書では細かく解説されていなかった部分などを
補完することができたので、
「もしこの問題集をやってなかったら受かっていたかな?」
と思えるほど役に立ちました。
難易度や問題の出題の仕方も実際の試験にかなり近い印象でした。
途中で気軽に問題を中断できたり、スマホでスキマ時間に進められたりするのでとっつきやすいことも気に入っています。
(勉強期間目安:2週間程度)
5. 準備ができたら試験を受けに行こう!
AWS認定資格は全国のテストセンターや自宅からオンラインで
365日いつでも受験可能です。
また、すでに受験予約を入れてしまったけれども
急に仕事が入って受けられないとなってしまった場合も
日程の変更をすることが可能です。
モチベーションを保つためにはまず試験を予約して、
その日を目標に勉強することをおすすめします!
仕事でもよく言われるのですが、
「いつまで」を明確にしておかないと
ズルズル時間だけが過ぎてしまいます。
おおよその勉強時間の目安を記載してる通りですが、
初心者からでも約2ヶ月ほど学べば
十分に取得できるレベルに到達できます!
目標に向けて気合を入れて学んでいきましょう!
6. 終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回はAWS認定クラウドプラクティショナーについて解説しました。
当社でも有識者をさらに増やして、
お客様に安心して任せていただけるようにしていきたいと思っています。
そしてAWSの仕組みを活用して
よりよいソリューションをご提案できるように
新たなサービスの創出を目指していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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