マガジンのカバー画像

ミュージカル・オペラ 記事まとめ

1,562
ミュージカルやオペラについて書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#ミュージカル」「#オペラ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

2023年観劇懺悔。ムーランルージュにハマった一年。

2023年も最終日、今年も観劇懺悔です。 今年の観劇など舞台関連の活動は35でした。 ミュージカル 25本 配信 2本 ストレートプレイ 5本 コンサート、ファンミ 3本 とにかく夏にムーランルージュにハマった、ストレートプレイを久しぶりに見られてお芝居の面白さを思い出した、入手困難で諦めた公演も配信に助けられた(のだめ)1年でした。 そして、新型コロナウイルス感染症5類移行に伴い、数人の体調不良で休演が激減。個人的には劇場前に行ったのに休演だった『パラサイト』のみでし

2023年芸術鑑賞まとめ

自分のための記録です。 ①もうどく展 ポルカドットスティングレイがかっこよかった。スカンクのおならのにおいが全然臭くなかった(多分再現が甘かった)。 ②ルーヴル美術館展 愛を描く さまざまな愛のかたちを絵画を通して見ることができた。4つのテーマに章立てされていて、分かりやすく見やすかった。ルーヴル美術館に貯蔵されている絵画を生で観られるなんて、貴重な体験だった。私は特にサミュエル・ファン・ホーホストラーテンの『部屋履き』が好きだと思い、ポストカードを買った。あとは、フ

ミュージカル ジョン&ジェン@よみうり大手町ホール/新歌舞伎座

よみうり大手町ホール 2023年12月9日〜12月24日 新歌舞伎座 2023年12月26日〜12月28日 ジョン(Wキャスト)  田代万里生・森崎ウィン ジェン(Wキャスト)  濱田めぐみ・新妻聖子 👫🏻2人だけのミュージカル 作品が発表されて驚いたのは出演者は4人。 しかもよくよく読んでみるとWキャストで舞台上に上がるのは2人だけ。 2人だけのミュージカル? そんなことできるの? 想像はつかなかったけど、でもこの4人ならできちゃうかも!って思わせてる顔ぶれでとてもワ

日英共同制作ミュージカル『Pacific Overtures(邦題:太平洋序曲)』ロンドンで開幕!~英国公演の様子を舞台写真と共にお届け~

こんにちは!梅田芸術劇場公式note編集部です。 梅田芸術劇場とメニエール劇場の共同制作ミュージカル『Pacific Overtures(邦題:太平洋序曲)』英国キャスト版が、ロンドンのメニエール・チョコレート・ファクトリー劇場で開幕しました! 2024年2月24日までの上演です。 今回は英国公演の様子を舞台写真と併せてお届けします! この英国公演に香山弥左衛門役で出演をしている大野拓朗さんのインタビュー、『太平洋序曲』のあらすじ・見どころなどは過去記事で紹介しています

マジメイト大槻さん(第69回優勝)インタビュー Vol.12

 動画審査を勝ち抜いた出演者がステージに立ち、観客審査によって優勝者が決まるミュージカルオーディションショー、スマッシュキャバレー。今回は、2023年8月31日、第69回のショーで優勝を掴んだマジメイト大槻さんにお話を伺った。 ■マジメイト大槻(まじめいと・おおつき) 役者芸人。 "マジメにふざける"をモットーに活動するパフォーマンスユニットマジメイトの代表。 YouTubeでミュージカルネタを投稿中。 2018,19 歌ネタ王決定戦準決勝 2021 R-1グランプリ準々

Oper Frankfurt 26.12.23 オペラの記録:フランクフルト・オペラ、ヴェルディ《アイーダ》

12月26日、フランクフルト・オペラの新制作《アイーダ》を観ました。 プレミエ初日は12月3日で、この日は7回目の上演でした。 チケットは完売。 私は基本、プレミエ初日を観ることにしているのですが、12月3日は日本にいたので、やっとこの日に観ることができました。 フランクフルト・オペラは『最優秀オペラハウス』のみならず、他の部門でも最優秀に選ばれる、超優秀オペラ・カンパニーです。 劇場入口にも《アイーダ》と並んで『2023年最優秀オペラハウス』のポスターが。ちなみに色はウ

【クリエイティブの可能性とは】 ミュージカル 「The Little Big Things」

兄2人と一緒に旅したポルトガルの海で事故に遭い、第4脊椎を損傷してほぼ全身不随になった17歳の少年の、心の再生の物語。 1行でまとめると、こんなにもありきたりに聞こえてしまう。それがもどかしいので、心の声をだだ漏らします。お覚悟はよろしいか。←え 事故のことを覚えていない「現在の僕」は、「過去の僕」に、事故のことを教えて欲しいとせがむ。でも、事故を無かったことにしたい「過去の僕」は、それを頑なに拒む。過去を認めてしまったら、未来に向かうしかないから。そしてその未来は、自分

ディズニーで一年を振り返る

今年はディズニー100周年、東京ディズニーランド40周年でした。 私も1年と通してディズニーの魅力を改めて実感した1年でもありました。 今年1年をディズニーを通して振り返ってみようと思います。 「エンタメ」の夜明けを読む たまたま人に勧められた読んだ「エンタメ」の夜明けの本が今年のディズニーとの開始でした。 東京ディズニーランド誕生までを追うノンフィクションで、究極のテーマパーク招致に奔走し、成し遂げるまでのストーリーです。 ディズニーランドを日本に招致するまでの紆余曲

Bayerische Staatsoper 23.12.23 オペラ(オペレッタ)の記録:バイエルン州立オペラ、J.シュトラウス作曲《こうもり》新制作初日(12月23日、ミュンヘン・ナツィオナールテアター)

12月23日、バイエルン州立オペラの今シーズン2つ目の新制作、J.シュトラウス作曲《こうもり》のプレミエを観ました。上記写真(c)Kishi なお、来年2024年は《こうもり》の世界初演からちょうど150年です。 キャスティング表。 この新制作はドイツのオペラ界、今シーズン再注目のひとつでした。 理由はバリー・コスキーの演出にあります。 コスキー演出を知っている人にとっては、コスキーの演出スキル、アプローチの仕方は十分想像できるし、楽しみでした。 その期待は裏切られる

小出恵介のブロードウェイ観劇日記 第五回【ムーランルージュ】

絢爛と愛のカタルシスー Truth ,Beauty ,Freedom ,Love 日本でも帝国劇場で今年初上演したが、ブロードウェイミュージカル版ムーランルージュは2019年6月28日よりプレビューが開幕しており、シャットダウン期間を跨いで現在もトニー賞10冠を始め、連日観光客からの大盛況をみせる目玉作品である。

¥300

航海日記その23〜本場のミュージカル2〜

イギリスに短期留学していた時のことを航海日記と称して記録に残しています。 前回はこちら。 前回は『レ・ミゼラブル』を観に行ったときの事について書きました。 一回目が王道な演目だったので、二回目は少し違うジャンルに挑んでみたい!と選んだのが『THE TIME TRAVELLER'S WIFE』という作品でした。 同名の小説が原作の作品ですが、映画にもなっています。『レ・ミゼラブル』と同じく泣ける映画として以前記事で紹介しています。 邦題は『きみがぼくを見つけた日』です

航海日記その22~本場のミュージカル1~

イギリスに短期留学していた時のことを航海日記と称して記録に残しています。 前回はこちら。 今回はロンドンでミュージカルを観に行ったときのお話です。 12年前にイギリスを訪れたとき、初めて本場のミュージカルを観ました。 そのとき観たのは『オペラ座の怪人』。 事前に映画で予習をしていきましたが、ストーリーよりも生の舞台の雰囲気にとにかく圧倒されました。 特に生演奏の音楽に、俳優さんたちの歌声の素晴らしさ。仮面舞踏会のシーンなどは圧巻だったことを今でも覚えています。 感動しす

ミア・ファミリア③

三人芝居で、劇中劇あり。 演者の方々が演じ分けるスキルが高いからこそ 成り立つ舞台。 役柄の数としては、植原さんが最多(7役?) 目まぐるしく切り替えが必要なのは やっぱりダントツで水田さん。 表情の細かな変化‼️計算し尽くされた緻密さと言うよりは、とてもナチュラルで、且つ滑らかな表現。 中でもブーティ役は圧巻。 「翻弄」と言えば、整った表現だけれど、要するに、周りの人々をブンブン振り回しまくる女性。 手に負えない、小悪魔的な魅力がある女性。 水田さん演じるブーティが

ホリエモン主演ミュージカルクリスマスキャロル2023

どーも皆さんお久しぶりです。 hirokiです。 随分と久しぶりに書くなぁ。 今日は堀江貴文さん(以下いつもの呼び方ホリエモンで笑)主演のミュージカル「クリスマスキャロル2023」に妻と行ってきたので、初めてのミュージカルに思った事、学びになった事を書いていきたいと思います。 プレゼントに応募したら食事付きの席に当選し、行く機会をもらったのでレビューくらい書いておかなければバチが当たると思い書いている次第です。 結論から先に言うと ・面白いかつ勉強になるので行くべし ・