Y田トモコ

人材教育や情報共有のプラットフォーム屋さんで動画コンテンツつくったり、たまにライター仕事をしたり、2人の女の子を育てたり、ミュージカルを見たりしています。

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最近の記事

2023年観劇懺悔。ムーランルージュにハマった一年。

2023年も最終日、今年も観劇懺悔です。 今年の観劇など舞台関連の活動は35でした。 ミュージカル 25本 配信 2本 ストレートプレイ 5本 コンサート、ファンミ 3本 とにかく夏にムーランルージュにハマった、ストレートプレイを久しぶりに見られてお芝居の面白さを思い出した、入手困難で諦めた公演も配信に助けられた(のだめ)1年でした。 そして、新型コロナウイルス感染症5類移行に伴い、数人の体調不良で休演が激減。個人的には劇場前に行ったのに休演だった『パラサイト』のみでし

    • 来日公演も再開!そして、コロナ休演のない世界希望:観劇懺悔2022

      年が変わる前に2022年観劇懺悔。と思ったら越してしまった。あけましておめでとうございます。 劇場で観られたのはたった20本。 配信が3本、映画館で1本。 コロナ原因で5本中止。自分がコロナで3本行けず。 とはいえ、全てがクローズした2020年の絶望の一年から考えると、3年ぶりに来日公演(アダムクーパーの雨に唄えば)で、わー!アメリカ人がやっとやってきてくれた!みたいな喜びがあったり、2020年に全公演中止になったミスサイゴンやエリザベートが上演されたりと、少しずつ回復

      • 洗練されたコメディとステージング、コメディエンヌたちの活躍がすばらしい『ガイズ&ドールズ』

        『ガイズ&ドールズ』@帝国劇場行ってきました。 確か以前紫吹淳さんスカイで宝塚バージョン観ているはずですが、画像として目に浮かぶのは、大地真央スカイ、黒木瞳サラ、剣幸ネイサン。これは写真でしか観てないはずなのに、おそらくショーやイベントごとでナンバーも聴いていたからなのか、なんか知ってる気になっていた作品です。 今回は、演出にマイケル・アーデンということで、それだけで期待膨らんでいたのですが、私としては大当たり。日本の最近ミュージカルコメディ演出している人なら、おそらく下

        • 男爵夫人の「星から降る金」が人生のあらゆる段階で衝撃をくれる〜ミュージカル『モーツァルト!』

          劇場内は、異様な緊張感に包まれていた。幕は開いた。でも、これがいきなり見納めになるんじゃないか、最後の出演になるんじゃないか。 2021年4月24日土曜日の昼12:30。東京・日比谷の帝国劇場のことである。演目はミュージカル「モーツァルト!」。 この日の主演は、昨年のNHK朝の連続ドラマ小説「エール」で“プリンス久志”として人気を博した山崎育三郎さん。全国的な知名度を誇ることとなった彼の、ドラマ後初主演作であることもあり、客席は満席だった。私はその観客の1人だった。 翌

        • 2023年観劇懺悔。ムーランルージュにハマった一年。

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        • 観劇の記録
          5本

        記事

          育休復帰前のパパママへ。働くハハ10年の私が贈る生産性を高める料理本たち

          ふと思いついて、天狼院書店のリーディング&ライティング講座を受けてみました。 そこで、こんな記事書きました。 こちらにもアーカイブ。もっと紹介したい料理本あったのですが、まずとっておきを2冊。 天狼院のサイトではできなかった、本へのリンクも追加しました! -------- 育休復帰前のパパママへ。働くハハ10年の私が贈る生産性を高める料理本たち 7年前の2月。私は不安でいっぱいだった。 4月、育休から復帰する。丸1年以上続いた育休中は、まだ言葉もしゃべれぬ子ども

          育休復帰前のパパママへ。働くハハ10年の私が贈る生産性を高める料理本たち

          祖父のあの表現はなんだったんだろう〜小さな個展と大きな個展・石岡瑛子展〜

          私には珍しく、パフォーミングアート以外に立て続けに2つアートに触れた。 ひとつが、沙羅リカさんの個展。光の中の再会@経堂アトリエ。 もう一つが、石岡瑛子展@東京現代美術館。 どちらでもふと思い出したのが、私の祖父の作品だった。 祖父は画家ではなかったけれど、私が物心ついたころには油絵を描いていた。離れの一室が小さなアトリエになっていて、油絵の具の匂いがぷんぷんしていた。夏休みや年始に行くと、その部屋を覗きに行ったものだった。 いつも行くと私たち家族が寝る部屋にも大き

          祖父のあの表現はなんだったんだろう〜小さな個展と大きな個展・石岡瑛子展〜

          原作を知り更に深まる『レ・ミゼラブル』2019.4.18プレビュー観劇記

          ALL REVIEWSの鹿島茂先生×初代エポニーヌ島田歌穂さんが、レ・ミゼラブルを語り尽くす対談をみてからの、ミュージカル『レ・ミゼラブル』プレビュー公演。 作品の背景やユゴーの出版までのあれこれ、少年がバルジャンにとられた40スーはいくらだったのか、なんてマニアックな話から、何故この作品が100年以上愛され続けるのかについての考察まで、また新たな視点をインプットしてからの観劇は、これまでとはまた違う作品を観るかのような新鮮さがありました。もう通算100回は観ているというの

          原作を知り更に深まる『レ・ミゼラブル』2019.4.18プレビュー観劇記

          幕間に開いた口が塞がりませんでしたよ「ラブ・ネバー・ダイ」

          今年2本目の舞台は「ラブ・ネバー・ダイ」。あの「オペラ座の怪人」の続編です。舞台はオペラ座の怪人の事件から10年後(1907年らしい)、ニューヨーク。 http://www.lnd2019.com/ 5年前の日本初演は絶賛産褥期中により断念。 10年前にBWでオリジナルキャストのCDを入手していたものの、評判のイマイチさに実は未だ封印したまま。少々の怖いもの見たさといよいよ観られるとの期待で、敢えての予習なしで劇場へ。 【ここから、ややネタバレあるかも】 1幕終わ

          幕間に開いた口が塞がりませんでしたよ「ラブ・ネバー・ダイ」

          ビジネスには2+1の視点が必要なんだ

          ある会社で正社員をしつつ、2年弱ほど他の会社の業務委託のお仕事もやっていた。このたび、そのお仕事が終了した。 社員である会社は感謝と礼儀と成長と貢献を意識して働くことが大前提で、あとは働き方も自由、発想も自由、やりかたも生産性の高さとWhyが通っていれば自由。目の前の利益ではなく、長期的にどうあるべきかを考えて行動する。役割としては、売上のかなりの部分を私の担務が担っている。 実のない仕事をしている暇はないし、実のある仕事がない時期でも実のある仕事をより質を上げつつ、スム

          ビジネスには2+1の視点が必要なんだ

          2018年観劇懺悔

          久しぶりに観劇懺悔など。 11本と、番外編で劇団ぺんぺん。合計12本。 少なすぎるけれど、濃密なチョイスで内容としては満足。 ●1月「黒蜥蜴」 江戸川乱歩原作、三島由紀夫の脚本で、デヴィッド・ルヴォー演出と濃くしかならないストプレ。中谷美紀の退廃感が最高。井上芳雄くん観に行ったんですが。久しぶりに戯曲取り寄せて読みました。 ●2月「ブロードウェイと銃弾」 今をときめく福田雄一演出。あ、WOWOWのグリブラを日生劇場でやっちゃってる!みたいな軽さ(いや、「今

          2018年観劇懺悔

          私は

          天井が見えるところで働きたくない 天井が見えないところで、 飛んで行きそうな人たちと働くのが、 今はいちばん楽しい

          久しぶりに恋してます

          久しぶりに目からハートがどんどん溢れています♡ 先日、今年の観劇初め。ミュージカル『フランケンシュタイン』(日生劇場)でした。 韓国で驚異的な人気とのこの作品、韓国ミュージカルで、ゴシックホラーでって、どんなかなと期待半分怖いもの半分で劇場に向かいました。おそらく『モーツァルト』初演ぶりの中川晃教くんことアッキーが、フランケンシュタイン役とのことで、そちらも久しぶりの再会(?)でドキドキ。 19世紀。死者を蘇らせる研究を続けるビクター・フランケンシュタインと、医師ア

          久しぶりに恋してます

          聞いてもらう心地よさ

          “子どもに「聞いてもらう心地よさ」を体験させてあげてください。” 先日行われた、保育園の保護者会で園長が話した言葉。 つい忙しくて、子どもの「ねぇ聞いてよ」「●●だったんだよ」を、何かをしながら聞いてしまう。つい「ちょっとまってね」「●●しながらお話しようよ」と、自分の都合に当てはめて、聞く時間、話す時間をコントロールしてしまう。 でも、よっぽど話したいことでないかぎり、子どもは話そうと思ったこと自体を忘れて、次のことに関心がうつってしまう。そうすると、さっきの話はもう

          聞いてもらう心地よさ

          やはり人の分まで生きねば

          ここ数年、死を身近に感じることが増えた。 今日は、保育園のある親の訃報を聞いた。 昨年は、“ママ友”が出産後に急死したときいた。 一昨々年は、誕生日が2週間ちがいのいとこが他界した。 5年前は、幼なじみのだんなさんが職場の事故で亡くなった。 みんな、まだ幼い子どもたちをもつ親だった。つまり、私自身も、私の家族にも死はいつふりかかるかわからないということなのだ。 ある人は志半ばでこの世を去り、私は今ここで生きている。それはどういうことなのかを考える。 初めてそんなことを

          やはり人の分まで生きねば

          次の一歩。

          とうとう伝えた。 いまの環境に区切りをつけたいと。 5年前、長女を産んだ時とは状況は激変している。 のうのうといまの環境に甘んじているだけでは、前進はないと判断した。 未来は見えない。 でも暖かく支援してくれる人がいる。 だからきっと1人になってもやっていけるはず。 あ、家庭に一区切りじゃないですよ。 仕事のお話です。

          次の一歩。

          小さな星がくれた大きな満足

          八角をいただいた。 中華料理屋さんに行くと香る、あの香りのするスパイスだ。 スターアニスと言われるだけあって、お星様のような形。 さて、何に使おうか。 少々香りが変わっても5歳と1歳も食べて、大人も満足できる料理は何だろう。 結局、豚の角煮にした。 たったひとつの八角でいつもと違う香りが家中に漂う。煮込んでいるだけで、お店にいるみたいな香り。子どもたちは意外と無反応。つまり、イヤなにおいじゃないんだろう。 豚バラをゆでこぼし、一晩置いて脂を取り除き、また一晩保温鍋

          小さな星がくれた大きな満足