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デザインシステム知見まとめ

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デザインシステムの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio.com/r/1/c/note/pa…
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2024年4月の記事一覧

SmartHRのプロダクトデザインシステム史上最大のアップデートがはじまります。 ー SmartHR Design Systemの現在地(2024年4月版)

こんにちは、SmartHR プロダクトデザイナーの@versionfiveです。 SmartHR Design Systemを公開して5年近くが経ちます。 立ち上げから携わっている私から、SmartHRのプロダクトデザインシステムが現在直面している変化と、それに向けた私たちの取り組みについてお話ししたいと思います。 振り返り:これまでの取り組みSmartHR Design Systemのこれまでの取り組みを記事や書籍から簡単に紹介します。 プロダクトのコンテンツを202

IPの世界観に寄り添う、マルチブランドなカラーシステム設計論

はじめにこのnoteで紹介するカラーシステム設計プロセスは、多くの人にとってはやりすぎで、役に立たない場合も多いです。 既存のカラーシステムやカラーシステムジェネレイターを利用するのが、最短かつ最適ルートだと思います。 デザインシステムやカラーシステムは「プロダクトのためのプロダクト」なので、とある事業における一つの解である、という前提で読んでください。 今もまだ多くの課題を抱えたものではありますが、イベントなど様々な場面でカラーパレットに興味を持っていただける機会が多か

世界一わかりやすいデザイントークンの話

UXデザイナーのけんじです。 「デザインシステム」という言葉も大分一般的に浸透してきましたが、近年では「デザイントークン」という言葉もよく耳にするようになってきたのではないでしょうか。 デザインシステムやデザイントークンの概念は、中規模以上のプロジェクト、特に一つのブランドを継続的にアップデートしていくような場合に、そのデザイン原則をより強固なものにするために、必要になってくるものと言えます。 とはいえ、「デザイントークン」という言葉は知っていても、実はよく理解できてい

デザインシステムイベント Framework by Figma開催!

今週からFigma主催のデザインシステムイベントであるFramework by Figmaが開催されます。 知る人ぞ知る、2022のSchema以来のデザインシステムをテーマとしたイベントです。 今回のFrameworkでは、各社のデザインシステムの取り組み、デザイナーとエンジニアの連携などのベストプラクティスや、そしてFigmaからの新しいお知らせがあります。このお知らせは、Figmaを使っている皆さんにとって待望のアレかもしれません(?) Frameworkは各国で開

企業ブランドとサービスブランドをつなぐ「らしさ」を継承するデザインシステム

こんにちは、株式会社LIFULLでLIFULL HOME'SのUI・UXデザイナーとして働くぼこと申します! 私がこの会社に入社して、ずっと関わり続けているものの一つに「デザインシステム開発」があります。 LIFULL企業ブランドのデザインガイドライン開発に2年、LIFULL HOME'Sサービスとしてのデザインガイドライン開発に4年、本業のかたわらで携わり続けてまいりました。また、LIFULL HOME'Sのデザインガイドラインを参照しながら、LIFULL HOME'S賃貸