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UXライティング知見まとめ

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UXライティングの知見をまとめていくマガジンです。 noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio.com/r/1/c/note/p…
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まもなくやってくる消滅のために|UXライターより

ChatGPTの普及が進むなか、UXライターの存在意義はいつ消滅するともしれない。直近の知見を放出しておこうと思う。かつてUXライターと呼ばれるものたちが存在したことを覚えておいてほしい。 ここでは、①トーン&ボイス(プロダクトとしてユーザーに語りかける際の文体)、②品詞の使い分け、③機能名の決めかた、の3点について記しておく。 トーン&ボイス|マトリクスで検討するトーン&ボイスについては、「Material's Communication Principles」で言われ

なぜ、toB SaaS開発に、UXライターが必要なのか?

「SmartHRのアドカレを書くのがもう3回目なのかぁ」と勝手に感慨深くなっています。今では開発チームにUXライターがいるのが当たり前になり(※スクラムチームへの参加状況はさまざま)、SmartHRのUXライティンググループには現在10名のUXライターがいます。 開発組織にUXライターという職能を置いていること自体が珍しく、かつUXライターだけで1つの組織が成り立っているのは、おそらく国内ではSmartHRだけなのではないでしょうか? その成り立ちなどは、私の過去のnot

断捨離されるIssueたちをUXライティングで救う

Lancers(ランサーズ) Advent Calendar 2020 18日目の記事です。 はじめまして。 ランサーズのデザイナー(アソビュー株式会社から出向中)長倉(@japannohaji)です。 正義感に溢れたタイトルにしていますが、壮大なヒーローストーリーを語るつもりはないのでご安心ください。小さな改善の話です。 ランサーズのデザイナーチームでは、現在 lancers.jp のUXライティングプロジェクトに取り組んでいます。チームは3名のデザイナーで構成されて