食感と酢の饗宴
酢も食感に抱かれると驚くほど素晴らしい味覚になるお話。
ちょっと新しい試みを。
みなさまにはこれから記事を読みながら、私の口内のひとときの幸せを感じていただきたく、それをそっくりそのまま表してくれている👇の曲を流しながらお読みください。
聞きながら最後まで読んでいただければ、歌詞の意味もなんとなくわかるかもしれませ(笑)。あ、音量はあくまで控えめで。
本日のメニュー
さて、曲は手嶌葵さんのやさしいボーカルからスタート♪
鶏竜田揚げの甘酢餡、イカフライ、味噌汁、ご飯、ウスターソース。
ビジュはサムネイルにあげたヤツです。
こういう単品メニューのアップ写真は昔から憧れていろいろ撮っているのですが、なかなかおいしそうに撮るのは難しい。プロの方はどうやって撮ってるんだろう。写真素人の私でもそこそこに撮れるのはiPhoneのおかげですかね。
そしていつもに増してヘルパーくんたちが豪華ですが、これには理由があります。
片栗粉ふわふわ感の実力
以前までの記事で私は、酢っぱい系の味覚閾値が低いと書いています。
その閾値が低いと酸っぱいと感じる下限が低く、通常の人が酸っぱいと感じないものも酸っぱく感じるようで、酸っぱい系のメニューには食指を動かすのに迷ってしまいます。
それでも今日は、出会った鶏竜田揚げの最高なビジュには勝てませんでした。
だいたいコレですよ、あ~やばいかなぁとわかっていて手をだしてしまう、まさに自らやらかしにいってるようなもんです。そうですね~例えると、
でしょうか。それに似た気持ちで気が付けばトレイに取っていました😅。なんたって上顎にささらないようなふわっと見た目の衣をまとった揚げ物だったから。
さぁ問題は酢なんだよ。酸っぱさ。これが口にあうかどうか。
このあと驚きの体験をすることになります。
酸っぱいんだけどどこいくの?
少し味見したけど、やはり普通の人には酸っぱさが普通の透明なビジュアルの餡。
少し抱いた心の声にとまどいながらもひと口頬張ってみる。
なんということでしょう!
酸っぱいんだけど食べられる!これは衝撃的!
いけるいける😆なんだこれ。
食べられる酸っぱさのヤツじゃないはずなのに
すごい勢いで食べれてしまう。
もう不思議でなりません(笑)。
食べているときにそんな衝撃的な疑問を抱いてしまうと、食べることに集中すらできなくなってしまいます。しかしそこはこんな記事を書き続けている手前、探求せざるを得ない癖がでてしまい、分析モード突入でした。
酸っぱさも包み込めば丸くなる
さて、曲はそろそろ平井堅さんにチェンジしたかな♪
酸っぱいのに食べられた原因は、竜田揚げのふわっふわの片栗粉の衣でした。
酸っぱい餡が竜田揚げにかかっているのですが、口に含んだときに酸っぱさがふわっふわの衣に包まれて、酸っぱいんだけど酸っぱく感じない不思議な味覚になったんですね。
これがわかったときはやっぱり すげぇ~って思った。
酸っぱいの苦手な人に料理を作るとき(彼氏さんがそうだったら彼女さんは覚えておいて)、酸っぱいのが苦手な自分が酸っぱいのを食べるとき、の両方に役立つテクニックだと自負の心が芽生えてきました。
酢はダイレクトに舌や口内で酸味を発揮しますが、それらは何らかのやわらかい・粉状かつさくっとしたものに包まれると、酸味がソフトに感じられるようです。これを利用した料理とかももしかしたらあるのかもしれません。
酢と食感の饗宴が始まった
食べられる、普通の人が感じる酸味の料理に出会えた幸せ。
ここで、かけてもらってる曲とつながります。
口内では酢と食感がCheek to Cheekしてダンスをしているように、やさしく踊り繰り広げてくれていました😊。こんな幸せは久しぶりに昼ご飯戦で得られたもの。
これもまた私が酸味味覚の閾値が低いことが生んだ、たまたまの奇跡だったのかもしれません。
手嶌葵さんが食感で、平井堅さんが酢。。ん~平井堅の酢はあまり想像したくないな(笑)。
さぁ今日は昼ではなく夕方の投稿だったので、みなさまの夕食の食脳を刺激できたでしょうか。幸せな晩餐をお過ごしください。
さぁ、あしたは何を試そうか。
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