いったい何を食べているのか
食材と味覚。わたしたちはいったいどちらを食べているのか?のお話。
本日のメニュー
今日たまたまお昼に選んだメニュー。
チキンガーリックピラフ、甘辛唐揚げ、味噌汁。
何気なく取ったけど、唐揚げがかぶった(笑)。
しかたね~と思いつつ食べ始める。
ガーリックピラフに強めのニンニクが効いている。
その横に塩味のソテーチキンが鎮座している。
はは~ん、これと一緒に食べろということか。
では仰せの通りに食べてみた。
うん、フツーにうまい。
塩味のチキンとガーリックがあう。
そして、甘辛唐揚げとガーリックライスを頬張る。
うん、これもうまい。甘辛たれとガーリックがあう。
いつもと違う疑問
ん・・・? 両方ともガーリックじゃん ( @ v @ ?
あれ?ガーリックって甘味にも塩味にもあうのか?
あまり意識したことなかったけど
どっちでも美味しく感じる。
あ~、ガーリックは味覚ヘルパーだったのか。。。
ここまでがいつもの発見の流れです。
しかし今日は疑問の視点が異なりました。
いったい私たちはモノを食べるとき
食材と味覚のどちらを食べているのだろう?
先に思いついた方が主役
疲れてホッと一息したときに覚えた空腹感。
「唐揚げ食べてぇ~~~!」
とか、無性になりますよね^^。
そして唐揚げが食べれないことがわかったとき
既に唐揚げの口になってるのに…と残念がる。
人間は勝手というか気ままというか、
先に思いついたものを食べる気になります。
生き物としての本能とも言えるこの感覚が、
わたしたちが「何を食べているか?」を
ごまかしている気がしてならないんです。
食材を特定したあとの味覚たち
唐揚げが食べたいとなったとき、その選択肢が
塩味、甘辛味の2種類あったら
あなたはどっちを選ぶでしょうか。
甘辛いものを食べたいとなったとき、その選択肢が
甘辛唐揚げ、すきやき豆腐の2種類あったら
あなたはどっちを選ぶでしょうか。
👆の2パタンとも最初に思いついたものが違います。
そして思いついたものを食べようとしたときに出会う
別の要素(味覚だったり食材だったり…)によって
食べたいモノへの執着心がぐらつく。
それくらい人間の「食べたいモノへの欲求」は
移り変わりやすいようです。
食べたいモノを見極める
いろんな状態に置かれた人間は、
その状態を安定化する方向に導くモノを食べたがる。
なんかそんな気がします^^。
小難しいパタンがどうとかを一生懸命考えても
気分が移り変わるように食べたいモノも変わる。
こうなってしまうのが人間なら
もう身を任せるしかないのかなぁ。
でもやっぱり、自分の感覚を突き詰めることは
今後の自分の食への行動の指針にもなるから
食べたいモノが思い浮かんだときは
食材を食べたいのか、味覚を食べたいのか
はたしてどっちなのか?
を自問自答してみると、よりよい食生活ライフが
送れるかと思います^^。