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技術と感性は比例しない

生きる上での技術と感性の関係性のお話。


日常生活や仕事の中で使われる「技術」、そしてその裏返しの意味のように捉えられることの多い「感性」。

この2つの言葉っていろいろな状況で使われるんですが、人によってこの言葉の解釈がとても広いということに気付いておられる人はどのくらいいるでしょうか。

「技術が足りないね~」
「もうちょっとこう感性的にやってほしい」

などと、聞くだけでは?となるようなアドバイスも、技術・感性の言葉の取りうる範囲の広さに乗じて勝手な自己解釈をしてしまい、意図通りに伝わらずに誤解を招くことも多いでしょう。


技術の一般的な意味は、

科学の原理を(産業や医療・事務などの活動に)役立てて、ものを生産したり組織したりするしかた・わざ。

感性の一般的な意味は、

物事を心に深く感じ取る働き。感受性

となっています。

面白いことに、技術を話題にしているときはなぜか感性が出てこないし、感性を話題にしているときはなぜか技術が出てこない。そう考えるとこの2つは相反するもののように見えます。

でもね、この場合実は、話のフォーカスが技術・感性のどちらかにバシッと当たってしまってるときは、技術←→感性を行ったり来たりする思考のブリッジがないので、どうしても当たったフォーカスの範囲内での話しかできないんです。

これは話している人たちが何かの専門家であればあるほど、この傾向が強いらしい。

でもこれでは、生きていくには少々気持ちがしんどいでしょう。技術、感性どちらも大切なことであるのはわかっているのに、どのように扱っていけばはっきりとわからないからです。


だから、こう考えてみると楽です😊

・技術と感性は関係性があることを知る
・技術は感性を裏付ける力があることを知る
・感性は技術の上で磨かれることを知る
・技術と感性は同時に考えることができることを知る

相乗効果という言葉がありますが、まさに技術と感性の間にはこの相乗効果があります。どちらから入っても構いません。技術から入るもよし、感性から入るもよし。

ただ言えることは、この2つを頭の中でうまく組み合わせて考えていけば、生きる上で解決しないといけない問題が楽に捉えられるといういこと。問題が「技術・感性」のどちらの領域にあるのか?を考え、どちらにあるかわかったらその反対の側から考え直してみる。これが別の視点を持つということの一つでもあります。


生活・仕事。それぞれ目的は違えど、技術と感性の上にそれらが成り立っているのは事実。ですから生活・仕事をうまく計らって進めていくには、技術・感性の両方が必要なんですね😊。

これをきちんと認識しておくことで、より楽により充実した「生きる」を選択できるようになると思います。


考えてみたことがなかった人は、これを機に一度考えてみるといいかも^^


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