カレーと田楽は昔の恋人
カレーと田楽が出会ったら記憶を失くした昔の恋人だったお話。
久しぶりに昼ご飯戦になったので書き残します。今日も昼ご飯戦は成り立たないかな～と意気消沈気味に食べに行ったのですが、久しぶりに素晴らしい戦ができたので、書いていた他ネタを急遽横に追いやってこれを書いています。
あと40分くらいがリミットなんですが、さぁどこまで書けるか😅やってみよ。
今日のメニューは、
ウィンナーカレー
田楽（大根、なす、こんにゃく）
ウスターソース
です。
実はある理由でカレーだけを食べに行ったのですが、となりに味噌田楽があることに気づき、これは試さねば！の決意が新たに沸き起こったので同時にチョイス。着席して急ぎ食べ始めました。
田楽は大根、なす、こんにゃく。いずれも田楽を構成するには申し分のない食材。そして単品で田楽を食べてみて、この素晴らしきメニューに改めて心を打たれました。女性に例えるとね、ん～、上品でおしとやかで、でも言うことはずばっと言って、なんか親しみと懐かしさを同時に感じるような不思議な感じ。
なぜこう思ったか？というと、田楽味噌ってそれだけで食べたらしょっぱいんです。もちろん味噌のいい香りはしますよ。でもその後はしょっぱさがずっと続く。だからご飯などと一緒に食べればちょうどよく美味しいんだけれど、その味噌がかかっているのは今回は、大根・なす・こんにゃく なわけです。
で、ここが田楽のすごいなぁと思う点なのですが、今回の田楽の食材のすべてが
口内に入った田楽味噌のしょっぱさを
食材が持つうま味を含んだ水分や食感が
ゆるやかにしょっぱくない感じまで
味覚を緩めてくれる
この能力に長けていたんです。
すごいですよ～。こんな視点で、いや食点でｗ食べたことありますか？
味噌は絶対にしょっぱいのに、大根やなすやこんにゃくと一緒に食べると、しょっぱさがしょっぱさでなくなっていく過程が口内で進んで、その過程でとてつもない旨味と甘みが引き立って、それが鼻から香りとして抜けて、口の中からそれらがいなくなると同時に「はぁ～っ☺」ってため息がでるくらいほっとする。あ～ここにお酒があったらなぁって必ず思う(笑)。こんな感じを味噌田楽が与えてくれるなんて、ぜったい美人に違いない！（たぶん後ろ姿だけで振り向かないだろうけど(笑)。
おっと、話がこんじゃいました。カレーにもいきましょうか。
今回試したカレーと田楽の出会いはどうだったのか。
田楽が超絶美人な後ろ姿を持つメニューというのは書きましたが、カレーと合わせることで、これもまた得も言われぬ素晴らしい味覚を体験できたのでした。ただ、カレーくん目線で考えたとき、田楽さんとはどこかで会ったことがあるとは思っていたけれど、田楽さんは実は記憶を失っていたカレーくんの恋人だった。。。みたいな、どこかの映画のストーリーみたいな妄想をしてしまいました。
カレーくんは田楽さんにずっと想いを寄せているけれど、田楽さんは覚えていない。あ、カレーくんは「よかった、もう一度君と恋ができる」とは言わず(笑)、何も思い出せない田楽さんをカレーくんの中に取り込んで「田楽カレー」を勝手に完成させた、というのが私の頭の中で起こった状況でした(笑)。
はい、少しまじめに解説すると、カレーと田楽を一緒に食べた場合は田楽味噌がカレーに同化します。ただ同化といっても溶け込むわけではありません。そうですね、寄生獣で言えば、シンイチの右腕にいたミギーが後藤にわざと取り込まれて後藤の体内を破壊し、後藤の内臓を引きちぎって体外に出てくるイメージでしょうか。おっと、ちょっとグロりましたか、失礼。あ、寄生獣は面白い漫画だから見てみてくださいね😅。
整理します。
カレーと田楽が合わされば、田楽はカレーに同化し、カレーと一体化して味覚を形成する風に見えます。しかしカレーが口からなくなる頃合いに、口内に味噌の香りをふわっと発生させる、いわば後出しじゃんけんがうまい、味覚の忍者とでもいいましょうか。そんな感じでした。
カレーくんと田楽さんが素晴らしきハッピーエンドになっていれば、このおすそ分けもハッピーに終われそうに思ったのですが、カレーくんは田楽さんを取り込んでしまったし、田楽さんはカレーくんを破壊して外に出たし、もうカレーくんのことなど思い出す節もないんでしょうねぇ(笑)
#なんのはなしですか わからなくなってきました(笑)
駄菓子菓子！、こんな感じで今日も平和に昼ご飯戦ができました。実は今日書こうと思っていた記事も、ほとんどのみなさまに有用な記事になろうとしていたところでしたが、カレーくんと田楽さんのお二人の存在の大きさが私にこの記事を先に書かせてしまいました(笑)。
ので、その記事はまた後日、投稿したいと思います。
さぁ気温も冷えてきたし、今夜あたり、味噌田楽どうですか？食べたくなったでしょう？😋
あったかいお酒とあったかい味噌田楽。
みなさま各自のごゆるりとした食事をお楽しみください。
※書き下ろしだと大体30分でこの程度が限度だな…。もう少し脳みそをブーストさせたらもっときれいもまとまるかも。。。
さぁ、あしたは何を試そうか。