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舌と痺れとしあわせと

痺れの味覚を持つご飯を食べた時にリセットできるしあわせを感じたお話

66日ライティングマラソン。21日目。

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本日のメニュー

極担々麺、コーンコロッケ、味噌汁、ウスターソース

メニューの名前って作る人が一生懸命考えているんだろうなぁと勝手な想像をしてしまいますが、名前だけ見る立場に立つと「極」とかえらい簡単につけてるな(笑)という印象もあります。

高級飲食店ならいざ知らず、普通の定食やで極がついたメニュー名です。こうなると「どこまでが極なのかなぁ」といらぬ想像を働かせてしまいます。味なんて値段相応などわかっているのに、です。

今日は久しぶりのイベントメニューだったので極担々麺を選択。特に麻辣粉(山椒)が振られているので、試したかったこともできるため味噌汁くんも選択。

あとはウスターくんと相棒のコーンコロッケで脇を固めました。

普段の麺とは違う気合が入った担々麺

食堂の麺ですから過度には期待できないのですが、イベントだからまぁいっか!

食べてみると不思議だ、なかなかいける。

さほど辛くないコクのあるスープに、青梗菜・肉ミンチ・味噌・ごまの香りが漂う中、山椒ベースとした麻辣粉がつんと鼻をつついてきます。単品で言えばかなりがんばったメニューとわかります。

で、ここで前からやりたかったことを実行に移しました。それは・・・

完膚なきまでに負け倒した味噌汁くんのリベンジ。

実は味噌汁くん、👆の記事でタンドリーチキンに太刀打ちできませんでした。味覚全てをタンドリーチキンに持っていかれ敗北を喫していました。原因はタンドリースパイス、要するに舌上に痺れを拡がらせるヤツです。

で、痺れといえば山椒なんですよ。いい季節なので鰻と^^と思いましたが、鰻ではないにせよ、思いのほか早くチャンスが巡ってきたので、山椒に味噌汁くんが太刀打ちできるのか?を試してみました。

痺れのリセットは食の楽しさを増やす

極担々麺には多めの麻辣粉がかけられていました。スープにまぜたのでスープ全体が痺れの味になって、大人の食事が楽しめます。

痺れは子供ではおいしいとか思わないでしょうね。大人の特権のひとつかと思います。

しかし大人でも痺ればかりでは味覚が麻痺し、おいしいと思える回数が減っていきます。そのため適度な味覚のリセットが必要なのですが、何をあわせても痺れはなかなかリセットが難しいんですね。

タンドリーチキンの場合は味噌汁くんをあてがいましたが、まったくリセットできませんでした。果たして麻辣粉(山椒)には味噌汁くんは勝てるのか?

結果として、味噌汁くんだけでは半人前、コーンコロッケとウスターくんと協力して、痺れのリセットができることを確認しました。痺れはなかなか強敵みたい(笑)。

でもリセットができることは発見した。これは味覚を楽しむ食時としては大きなことかと思います。

舌と痺れとしあわせと

結局ね、痺れって大人の味覚の特権でも、痺れって味覚の麻痺状態でもあるので、適度にそれを取っ払ってやる必要があるわけです。

ただ通常の付け合わせなどではそれが難しく、痺れの継続が苦手な人は痺れ系のメニューを食べることを躊躇してしまうでしょう。全部食べるのに痺れの継続への我慢が必要になるからです。

でも痺れを意図的にリセットすることができれば、痺れメニューを楽しむことができる。

痺れメニューは大人のしあわせですね。食べてるぅ~って気がします。

興味ある人はぜひお試しください^^。例えがわかりにくいかもしれないので、味覚分析しておきます。

麻辣粉による舌の痺れを堪能した後に味覚をリセットしたい場合、
 ・メイラード反応がある揚げ物があること
 ・その揚げ物には食材の甘味が含まれていること(じゃがいもやコーンなど)
 ・ウスターソースなどでメイラードの味覚をブーストさせること
 ・↑3つを口内に含んだら味噌汁(出汁系の汁ものでも可能かも)を飲むこと

これらの条件を満たせば、口内の舌上で繰り広げられている痺れをリセットし、瞬く間に次の味覚を楽しめる準備ができてしまいます。水やお茶をがぶ飲みするよりよっぽど効果的みたいです。

今度こそ鰻重かなぁ・・・いつになることやら(笑)。

さぁ、あしたは何を試そうか。

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