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生きるために、会社を辞めることにした

魂を殺して生きてませんか?

私はこの数年、
「感情は殺せ」と
自らを洗脳し生きていた。

仕事は耐えるもの。

会社は自由な牢獄。
(好きな服を着たり、
食べたいもの食べたり、
休暇も取れるので)

人生はこんなもん
って、言い聞かせて
生きていた。

今の会社に転職する際も
やりたいことと
できることを天秤にかけて

今は現実見て、自分ができることをやろう。

そう思って「現実」を選択した。

でも、社会共通の「現実」なんて
存在しない。

みんなこうやって現実見て生きてるから

と思っていたけれど、
それは自分を騙すための
卑怯な言い訳に過ぎなかった。

こうやって心を殺して
生きていくうちに
魂の炎は消えて灰まみれになった。

そんな日々を過ごすある日、
現実は自分で作り上げている
ことに気がついた。

心を殺して、自由な牢獄で耐える

という現実を選択した私は、
愚かにも自らの意思で
この現実を実現していた。

The Room Next Doorで一番好きなシーン

本能より妥協を優先した代償は大きい

この数年間、
特にこの1年で

魂が揺れ動く出来事が
連続して起きた。

あえて「魂」という言葉を使うのは
心や感情に収まりきらないものを
感じたから。

魂を燃やして生きてる人にも
出会った。

そうして徐々に、
心を殺して生きてること
違和感を感じ始めた。

だんだん今の環境も、
「ここじゃない」
と感じるようになった。

この時感じる違和感は
単純なものではない。

息をしていても苦しくて
吐きそうで
時には実際に体調も崩す。

寄生虫のように心に居座り
心身を蝕んでいく。

疲弊していく一方だったが、
何をすれば良いかは、わからなかった。

自己実現する者たちは、こう言う。

望みを実現するためには、
まず叶えた自分になりきって。
そして、感じていることを
想像して、感じて生活してみて。
思い描く人生が実現していくよ。

やってみたが、
しっくりこなかった。

想像はできるけれど、
「で?感じたところで何?」
としか思えなかった。

そんなある日、
ある人に言われた言葉で
見える世界が変わった。

その人は、それに加えてこう言った。

その時に、あなたは自分に何て言葉をかけてあげてる?それを想像してみて。

想像してみた。

私が自分にかけた言葉は、

あの時、死ななくてよかった。
死なないでいてくれて、ありがとう。

という言葉だった。

「嬉しい!」「やったー!」
などのポジティブな感情というよりは

たまに寝落ち前後にある、
階段から落ちたように
「ビクッ」となって

「あ、違う、よかった夢だ」
って一回心臓が飛び出た後に
静かにホッとするような感覚。

死にたいと思うことが
昔から多々あったけど

私は、死にたいんじゃなくて、すでに死んでいたんだ。

この気づきは衝撃だった。

人は息を引き取った時にだけ
死ぬのではない。

魂はすでに死んでいても、
生きていることもある。

あの時、死ななくてよかった。
死なないでいてくれてありがとう。

この言葉を自分にかけた時、

ようやく人生が息をし始めたような
人生が彩られてく感覚があった。

望みが叶ってからじゃなくて、
今から自分の人生を生きよう。

そう思うと、涙が出てきた。

この世界がキャンバスなら
自分は何を描きたい?

と考えたこともないような質問を
自分にしてみたり、
生きるということに
初めてワクワクした。

自分の人生を生きるのはいいけど

じゃあ、具体的に何から始めようか。

まず決意したのは、
人生を重くしているものを
排除していくこと
だった。

こうしないといけない

と思い込んでやってることを
一つずつ除いていく。

真っ先に決めたのが
会社員として生きること
だった。

これをやめるのは
今までの自分には
とても難しいことだった。

でも考えてみると、
今手にしているもの、
目の前の現実、
手放せないこと…

それは全部、魂のない
死んだ状態の自分が
選択してきたもの。

これからの人生は
「生きてる」自分が選択したもので
埋め尽くしていく。

だからといって、
明日辞めるわけではない。

8月末に辞めると決め

今現在は、会社員として
生きざるを得なくしている
状況やマインドを
一つずつ変えていってる。

例えば、
日々の支払いを
見直すこともそうだし、

本当にしたい仕事に
全神経を集中させたり

不安になる時があるなら
マインドを矯正するのも
その一つ。

終活をするみたいに、
終社員への整理を始めてる。

で、結論何を書きたいのかというと  

結論は、まだない。

始まったところなので
これからの形跡を
記事で残していく。

それが同じように心を殺して
生きている人たちの
後押しになれば嬉しい。

本能に従って生きるのって
確信が持てなくて不安にもなる。

だからって、
怯えて「現実」に妥協した選択は
後々に自分自を苦しめる。

具体的に苦しんだこととか、
会社を辞めるまでや、
実際に辞めてから経験していることを
書いていきたいと思ってるので

同じ思いがある方や、
すでに終社員された先輩方の
経験談も聞いていけると嬉しいです。

では!


The Room Next Doorという
映画との出会いも、
私の日々がカラフルに
なりだした理由でした。

映像、音楽、インテリア、演技、俳優、、、
全てが美しすぎて
2回も映画館でみてしまいました。

大きなどんでん返しがあるような
派手なストーリーではありませんが、
映画として、アートとして
美しいのでおすすめです^^

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しずく
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