子宮頚管無力症になりました⑨
子宮頸管縫縮解除術
手術まで病棟で待機する間に子宮頚管縫縮解除術について検索をしました。
しかし当時、解除術についてはなかなか検索記事や体験談はありませんでした。
麻酔をかけて抜糸をするだけとは思いつつ
(また麻酔するんだ…嫌だな。そこまでしてちゃんと抜けなかったらどうしよう…)と内心不安な気持ちでした。
バタバタと手術の準備が行われましたが
緊急手術だったこともあり予定時刻から30分遅れで入室となりました。
手順は縫縮術と同じで腰部から麻酔をして
麻酔が効いたら抜糸をするという手順でした。
すぐに終わると思っていたのですが
なかなか進まず何やら医師同士で話し込んでいます。
そして医師から
『……外来で一旦糸を切ったところと
手術で糸を切った所の間の糸が
体内に残存したままとなってしまいました。
これ以上子宮頸管を刺激するのはよくないです。
しかし、体内に残存のままでも
問題なく、次のお産にも影響のない糸ですので
このまま手術は終了にします。』
と言われ終了してしまいました。
つまり一部しか糸が取れなかったのです。
麻酔の影響でぼんやりとしたまま
(糸残ったままって…大丈夫とは言うけどどうなんだろうか…)と不安に思いながらも手術室を退室しました。
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