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「冷凍食品やファストフードで認知症リスク上昇、超加工食品の危険裏付け 米研究」BBC 2022/12/7

【記事の要約】
超加工食品は油脂、糖類などを工業的に合成し、そのままの食材をほとんどあるいは一切含まず、添加物を含む食品である。ブラジル人への追跡調査の結果、1日の摂取カロリーに超加工食品が占める割合が20%を超える人は、20%に満たない人に比べて、認知機能低下のペースが28%速く、実行機能低下のペースは25%速いという研究結果が医学誌JAMAに発表された。この調査では因果関係までは分からないが、認知機能の低下が超加工食品に起因する可能性があるという説を裏付ける要素が多数ある。

【私の考え】
この論文執筆者によると、アメリカ人の消費カロリーに占める超加工食品の割合は58%である。相当気をつけないと20%を軽く上回るため、20%を下回る層は、食品に対する知識があり、健康に気をつかう層であると考える。また、このような論文を知ることで食生活を変えられるような人は、既に健康な食生活をしているだろう。健康は食生活における忍耐というよりも、その人の教育水準や知識の活用の上手さと密接に関係していると考える。


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