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陰謀論を信じる理由

さて、世界は何者かによって動かされている。あの紛争も、そして、政治家のスキャンダルも、全ては、何者かによって、動かされているのだ!
 というのが、1つの陰謀論とされています。

 私等は、こういう陰謀論を直ぐに鵜呑みにしてしまいます。皆様は、どうでしょうか。

陰謀論がある、ない、はともかく、それを信じる、(仮に)ないものをあると認識していまうのは、人の認知機能の故かもしれません。

これに警告を鳴らす方の注意点として、
表現者クライテリオン1月号からの引用で
座談会での浜崎洋介先生の発言から

スピノザの見解を引用して、
受動的な刺激が大きくなって、その中で悲しみや不安や不自由が増大していったとき、つまり、理性を働かせる精神的余裕が奪われ、自由で能動的な思考ができなくなったとき、
「錯覚」が常識を超えて過剰に肥大化して行く

のだそうです。

YouTubeを見まくり、将来の仕事に不安を感じている、私等は、錯覚に陥りやすいのですね。

受動的な刺激を減らし、悲しみや不安や不自由さの中にでも、理性を働かせる精神的ゆとりを保てるかどうか、なのかも知れません。


では。


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