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映画『ラブ・アゲイン』(2011年)のザックリとしたあらすじと見どころ
映画タイトル:ラブ・アゲイン
原題:Crazy, Stupid, Love.
製作年:2011年 アメリカ
監督:グレン・フィカーラ ジョン・レクア
映画『ラブ・アゲイン』は、
妻から突然離婚を切り出された冴えない中年男。妻を取り戻すためにイケてる男への改造を試みるがー。主人公夫婦ほか魅力的な登場人物たち。「やっぱロマコメはイイわ」と思わせる1本です。
キャスト
・スティーヴ・カレル(キャル・ウィーバー)
妻から突然離婚を言い渡される男
・ライアン・ゴズリング(ジェイコブ・パーマー)
キャルがバーで知り合う男
・ジュリアン・ムーア(エミリー・ウィーバー)
キャルの妻
・エマ・ストーン(ハンナ)
法科学生 バーでジェイコブにナンパされる
・アナリー・ティプトン(ジェシカ)
ウィーバー家のベビーシッター
・ジョナ・ボボ(ロビー)
キャルとエミリーの息子
・マリサ・トメイ(ケイト・タファティ)
バーでジェイコブにナンパされる女性
・ジョン・キャロル・リンチ(バーニー・ライリー)
ジェシカの父
・ケヴィン・ベーコン(デイヴィッド・リンハーゲン)
エミリーの同僚 エミリーに求婚
映画『ラブ・アゲイン』の見どころと感想
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レストランでの食事中に妻エミリーから突然離婚を切り出されたキャル。エミリーは同僚のデイヴィッドと浮気したと。家を出たキャルは毎晩バーに通うようになり、そこでイケてるモテ男ジェイコブと出会います。
ジェイコブは冴えないキャルをイケてる男に立て直しモテテクを伝授します。見た目も振る舞いも洗練されていくキャルですが、内心は元妻に未練たっぷり。
一方、キャルの師匠であるジェイコブは、ナンパした法科学生のハンナに惹かれていくうちにプレイボーイの仮面がー。
ある日バーでキャルが声をかけた女性ケイトは実はー、そしてこのハンナも実はー。
評)「やっぱりロマコメはイイわ」と思わせる王道映画
あーもう、思わせぶりな書き方でスイマセン!
「実はー」、という正体こそがストーリーを面白くしていく映画なのでご容赦ください。
ザックリ人間関係を整理しますと、(この先わかりやすいように役者名で行きます)
スティーヴ・カレルは別れた妻ジュリアン・ムーアに未練たっぷり。そのジュリアン・ムーアはケヴィン・ベーコンと浮気したもののー(また濁すんかいっ!)
スティーヴ・カレルとバーで知り合ったライアン・ゴズリングは、エマ・ストーンに惹かれていく。
スティーヴ・カレルに恋心を抱くベビーシッターのアナリー・ティプトン。で、このアナリー・ティプトンにお熱な息子ジョナ・ボボ。
これにマリサ・トメイやジョン・キャロル・リンチが加わりー。です。
「そばいるときには見えなかった部分が、離れることで見えるようになる」「1人でいるときには気づかなかったことが、誰かがいることでわかるようになる」そんな感想では身も蓋もありませんが、そのことに気づいていく主人公夫婦ほかの面々が実に魅力的なのです。
個人的にはちょっとニヤケすぎなところが鼻につく(スイマセン)イケメン、ライアン・ゴズリング。が、この映画ではそのイメージが喜劇にハマることを発見。この数年後に大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』で共演するエマとのカップルも自然でイイ。だいぶ気持ち悪い時期の息子や、めちゃカワイイからそんな中年男じゃなくても、と思えてならないベビーシッターも、その娘可愛さに暴走する父もイイ。そしてマリサ・トメイ。この映画での私のイチ押しキャラです。
笑って泣いてちょっとグッとくる、「やっぱりロマコメはイイわ」と思わせる王道映画『ラブ・アゲイン』をぜひ。