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映画『コーマ』(1978年)のザックリとしたあらすじと見どころ
映画タイトル:コーマ
原題:Coma
製作年:1978年 アメリカ
監督:マイケル・クライトン
映画『コーマ』は、
大病院で相次いで起こる手術中の昏睡事故。これを不審に思った女性研修医が真相を探る、というサスペンス映画です。
今や大御所俳優のマイケル・ダグラスとあの渋オジ俳優のお若い姿が拝める一品です。
キャスト
・ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド(スーザン・ウィーラー)
女性研修医
・マイケル・ダグラス(マーク・ベローズ)
スーザンの恋人 同じ病院に勤務する医師
・リチャード・ウィドマーク(ハリス)
スーザンの上司 外科部長
映画『コーマ』の見どころと感想
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大病院で外科の研修医として働くスーザン。ある日、スーザンの親友のナンシーが中絶手術後に植物状態に。
スーザンはナンシーと同様に、ごく一般的な手術を受けた若い患者が次々と昏睡状態に陥っていることに疑問を持ち始めます。同じ病院で働く恋人マークに訴えますが、真剣に取り合おうとしません。
ひとり真相を探るスーザンに上司であるハリス外科部長は苦言をさします。
が、その様子から何か重大なことが隠蔽されていると考えたスーザンは、すべての昏睡事故が第8手術室で行われていることに気づきます。
そして病院のバックヤードにその仕掛けがあると気づきー。
評)レトロキッチュなデザイン好きにはたまらない世界観!
これ、めっちゃ面白いです。
ネタバレは禁ですが、昏睡状態となった患者はある施設に送られます。その施設のビジュアルがレトロキッチュなデザイン好きにはたまらん!『華氏451』(1966年/フランソワ・トリュフォー)や『バンカー・パレス・ホテル』(1989年)、『散歩する惑星』(2000年)にも似た世界観で科学の闇を描いています。
主人公の女医の恋人を演じるのは今や大御所俳優のマイケル・ダグラス。絶対に主人公のただの恋人のはずがないって思うじゃありませんか。ツワモノ感、クセモノ感がにじみ出ているじゃありませんか。
そして、解剖医の一人としてあのエド・ハリスも登場します。えっ!?これはもしやー、という分かりにくさなのでお見逃しなく。
ストーリーの難点は、男が動けばあっさり解決するんかいっ!ということでしょうか。そんな女性軽視もまたレトロな時代感ということでー。
映画『コーマ』おすすめです。ぜひお楽しみください。