
映画『ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式』(2013年)のザックリとしたあらすじと見どころ
映画タイトル:ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式
原題:DRINKING BUDDIES
製作年:2013年 アメリカ
監督:ジョー・スワンバーグ
映画『ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式』は、
親友同士の男女とその恋人をめぐるストーリーです。監督はマンブルコアのジョー・スワンバーグ。台本なしの即興セリフでリアルな男女間の友情を描きます。
キャスト
・オリヴィア・ワイルド(ケイト)
クラフトビール醸造家
・ジェイク・ジョンソン(ルーク)
ケイトの同僚
・アナ・ケンドリック(ジル)
ルークの恋人
・ロン・リヴィングストン(クリス)
ケイトの恋人
映画『ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式』の見どころと感想

クラフトビール工場で働くケイトとルーク。2人は男女の枠にはまらない親友同士です。ある日、それぞれの恋人を伴って郊外の別荘で休暇を過ごすことに。
が、この休暇をきっかけにその微妙な関係に変化が生じー。
評)男女の友情はアリかナシか 見る人の実体験が映画の評価にも直結しそうなリアルさ
マンブルコアの最重要人物ジョース・ワンバーグのメジャー作品です。
*マンブルコア(mumblecore)とは、アメリカのインディペンデント映画の一種で、多くは若い白人中産階級の日常生活や人間関係を主題とし、きわめて低予算で製作される点に特徴がある]。あえてエピソードの羅列にとどめ明確な物語構造を持っていないことも多いが、2000年代のアメリカ社会の新しい現実を描いているとして注目されるようになった。
オリヴィア・ワイルドを主演に迎えながらもインディーズの作風をそのままに、リアルな男女の姿を映し出しています。
男女の友情はアリかナシか。友情といっても近すぎじゃない?こういう関係の場合それぞれの恋人の立場ってどうよ!?と、個人の実体験が映画の評価にも直結しそう(それほどリアル)な作品です。
見どころは旨そうなクラフトビールとオリヴィア・ワイルドでしょう。
『ザ・ワーズ 盗まれた人生』『サード・パーソン』『リチャード・ジュエル』など、キツメの女性のイメージがあるワイルドですが、この映画ではナチュラルな魅力が印象的です。自身の初監督作品(『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』)はこの映画の延長線にあるとも思えます。
映画『ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式』 男女の友情はアリの人もナシの人もビールを片手にぜひ。