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映画『リトル・ロマンス』(1974年)のザックリとしたあらすじと見どころ

映画タイトル:リトル・ロマンス
原題:A LITTLE ROMANCE
製作年:1979年 アメリカ
監督:ジョージ・ロイ・ヒル

映画『リトル・ロマンス』は、

パリで暮らすアメリカ人富豪の娘と、タクシー運転手の息子のラブロマンスです。ある老人が話す「ベネチアにある”嘆きの橋”の下で、日没の瞬間にキスをした恋人たちは永遠に結ばれる」という伝説に胸をときめかせるふたりはー。

ダイアン・レインの美少女っぷりが世界中をときめかせた名作です。

キャスト

・テロニアス・ベルナール(ダニエル)
タクシー運転手の父と暮らす13歳の少年

・ダイアン・レイン(ローレン)
パリで暮らすアメリカ人富豪の娘

・ローレンス・オリヴィエ(ジュリアス)
ローレンとダニエルに、ある「ベネチアの伝説」を聞かせる老人。

・アーサー・ヒル(リチャード)
ローレンの父

・サリー・ケラーマン(ケイ)
ローレンの母

映画『リトル・ロマンス』の見どころと感想

パリのアパートで暮らす少年ダニエルは大の映画ファン。IQが高く、同級生とは話が合わず孤独を味わっています。アメリカ人富豪の娘ローレンも同じく本の虫。そんなふたりが偶然出会い、恋に落ちます。

が、ふたりは住む世界が違う、とローレンの母は交際に大反対。

ルーブル美術館で再会した二人は偶然知り合ったジュリアスという老人から、ベネチアのサンセットキッスの伝説(日没の瞬間に嘆きの橋の下でキスをすると、ふたりは永遠に結ばれる)を聞かせられます。

アメリカに帰国することになっているローレンは、ダニエルと一緒にこの伝説を体験する決意し、ジュリアスの協力を得てベネチアへー。

ローレンが誘拐されたと思いこむ親たちと、明かされるジュリアンの正体。

ふたりは日没に間に合うのかー。

評)当時14歳のダイアン・レインの気品に満ちた魅力

ダイアン・レインのデビュー作です。

監督は『明日に向かって撃て!』『スティング』の名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督。キーマンとなる老人を演じるのは、イギリスの名優ローレンス・オリヴィエ。この豪華な布陣によって、当時14歳のダイアン・レインの気品に満ちた魅力が開花します。

ダイアン・レインは本作以後、ブラッド・パック(1980年代にハリウッドで活躍した若手俳優の一団)の一員として『アウトサイダー』(1983年)や『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984年)などの人気映画に出演。その後人気が低迷しますが、2002年『運命の女』(アカデミー賞主演女優賞ノミネート)で再評価され、そのクールな美貌は今も健在です。



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