映画『ブレックファスト・クラブ』(1985年)のザックリとしたあらすじと見どころ
映画『ブレックファスト・クラブ』は、
タイプの違う5人の高校生が補習授業を通して心を通わせ、自分とは何かを模索する姿を描いた青春映画です。
監督は青春映画の巨匠ジョン・ヒューズ。『すてきな片思い』に続いてモリー・リングウォルドを起用。主題歌(シンプル・マインズ「Don’t You (Forget About Me)」)とともに今でもカルト的人気を誇る青春映画の金字塔です。
キャスト
・エミリオ・エステベス(アンドリュー・クラーク)
スポーツマン
・モリー・リングウォルド(クレア・スタンディッシュ)
お嬢さま
・アンソニー・マイケル・ホール(ブライアン・ジョンソン)
ガリ勉
・ジャド・ネルソン(ジョン・ベンダー)
不良
・アリー・シーディ(アリソン・レイノルズ)
不気味女子
・ポール・グリーソン(リチャード・ヴァーノン)
教師
映画『ブレックファスト・クラブ』の見どころと感想
土曜日に学校の図書室に集められた5人は「自分とは何か」について作文を書くように命じられます。アンドリューとクレア以外は親しい関係になく、とりわけ態度の悪いジョンの挑発によって衝突しはじめます。
課題をやり終えるまでは図書室を出ることも許されない5人。それぞれが家族や学校への不満、悩みを打ち明けるようになり、やがて心を通わせていきー。
評)80年代を味わえ!青春映画の金字塔
今じゃ監禁、蹂躙(じゅうりん)と言われてもおかしくない話なんですが、ま、当時(1985年)は何の疑問も持たずに見ていたわけですよ。補習授業と言いつつも随分自由な校風でー、とアメリカの学校生活を羨ましくも思ったりしたわけです。
で、30数年ぶりにこの映画を見ましたがー、イイっ! ちっとも色褪せてないっ!というか、その1980年代テイストを味わいたくて見たわけで、もし「こんなだったっけ?」と思うとしたら、そりゃアタシのほうに問題があるわけですよ。
主題歌はシンプル・マインズの「Don’t You (Forget About Me)」
”ドンチュ~、フォゲラバウミ~♪” と何度も口ずさみましたな(懐かし......)。
そしてファッション!モリー・リングウォルトが意外と大人しめと思ったのは、私の記憶が『プリティ・イン・ピンク』(1986年)とごっちゃになっていたからですな。病みキャラのアリソン(アリー・シーディ)のファッションもカワイイ!モリーよりもこっちのほうが私好みです。
話は5人がそれぞれの欠点や弱点を認めつつ、自分らしく成長していこう、それを仲間として認めあおう(といっても、この5人、月曜日に学校であっても知らん顔するでしょうけど)という、青春映画らしいラストを迎えます。あー、懐かしい。
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