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映画『マリー・ミー』(2022年)のザックリとしたあらすじと見どころ

映画タイトル:マリー・ミー
原題:Marry Me
製作年:2022年 アメリカ
監督:カット・コイロ

映画『マリー・ミー』は、

世界的大スターとしがない教師の恋を描くロマコメです。立場の違いを超えてー、という王道設定は、自分の殻を破りたい人への讃歌にも。ジェニファー・ロペスのスターっぷりが圧巻な1本です。

キャスト

・ジェニファー・ロペス(カタリーナ・"カット"・ヴァルデス)
世界的大スター歌手

・オーウェン・ウィルソン(チャーリー・ギルバート)
数学教師 バツイチのシングルファーザー

・マルーマ(バスティアン: マルーマ)
カットの婚約者のスター歌手

・ジョン・ブラッドリー(コリン・キャロウェイ)
カットのマネージャー

・サラ・シルヴァーマン(パーカー・デッブス)
チャーリーの同僚教師 

クロエ・コールマン(ルー・ギルバート)
チャーリーの1人娘

映画『マリー・ミー』の見どころと感想

(C)2021 Universal Pictures

世界的ミュージシャンのカットは恋人で同じく人気ミュージシャンのバスティアンと結婚と婚約中。ファンの前での結婚式の準備が着々と進められていました。

が、式の直前になってバスティアンの浮気が発覚。呆然としたままステージに上がったカットは、客席で”Marry Me!”と書かれたパネルを掲げる男性の存在に気づき壇上からプロポーズします。

男性はバツイチ、子持ちの数学教師チャーリー。チャーリーはカットの事情を汲んでプロポーズに応じます。

スタッフもファンも大混乱のなかとりあえず始めた二人の結婚生活はー。

評)王道の恋愛+自分の殻を破りたい人への爽やかな讃歌

住む世界の違う二人がいろんな障壁を乗り越えてからの”Marry Me!”かと思いきや、早々に”Marry Me!” 斬新です。

ま、そうでもしないと、こんな手垢のつきまくった設定のロマコメは見ていられないでしょう。

ロマコメですから設定のアラなどを突いてはいけません。どれだけこの話に夢を見られるかが試されているのですっ!

ですっ!って力んではみましたが、私はちょっと……。そんなに「そんなに結婚にこだわらんでもいいじゃん」という邪念が消えず、「ハイハイ!Marry Me!Marry Me!」と変なテンションになっちまいましたけれども。

物語は二人の恋だけでなく自分自身の殻を破る勇気を描き、(冷めた私も含め)見る人の背中を押してくれる爽やかな仕上がりです。

J.Loのスターっぷっりは完璧。チョイチョイ見せる庶民的なコメディエンヌぶりも好感。お相手はオーウェン・ウィルソン。無難でヨシ。ともに50代ながらこの手のロマコメがやれるのは凄い。

注目はスターのマネージャーはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で後半の重要人物サムを演じたジョン・ブラッドリー。数学好きの娘と犬も実に可愛らしい。

映画『マリー・ミー』 ぜひ。


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