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【神田カレースタンプラリー(27)】第12回神田カレーグランプリ2024決定戦

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2024年11月3日

11月2日(土)、3日(日)の日程で、ついに今年の神田カレーグランプリ決定戦が神田駅近くの旧今川中学校跡で開催された。

本当は初日の2日(土)を狙っていたのだが、2日はあいにくの大雨。
開催も危ぶまれるほどだったが、あの心折れる天気の中で予定通り開催した運営の皆さん、出店者の皆さんの頑張りに敬意を表したい。

前日の大雨が嘘のように晴れた、3日の昼に遊びに行ってみた。
同行してくれたのはカレー好きの夫。
一人だとすぐお腹いっぱいになってしまうのでありがたい。

会場に着くと、運良く入場できたがすごい人。(入場のための列ができる時間帯もあった。)
本来2日に分かれて来場するはずだった人が今日に集中しているのだろう。

人が入らないように撮るとほぼ空。

早速カレーを食べていく!

キッチンきらく

実店舗のほうに行ってみたいと思いつつまだ行けていない「キッチンきらく」さんのテントを発見。
運良く並びが少なかったので、とりあえず並んだ。
カツカレーにするか悩んだが、これからたくさん食べなければいけないのでカツなしの「黄色いカレー」(700円)を注文。
会計時に手書きの注意書きが目に入った。

無添加へのこだわり。

「自分への腕試し」。かっこいい。
私は化学調味料も添加物も大歓迎だが、それを使わないことにこだわりを持っているお店はちょっと応援したくなる。

キッチンきらく「黄色いカレー」(700円)

黄色い!
中濃ソースが添えられている。
立ち食い&ゴミ箱が近くにある関係で、ソースは先にかけてしまうことにした。

まずは黄色い部分を一口。
「やさしい」
これが無添加・無化調のやさしさか。
ソース部分も食べてみると、なるほど、昭和のカレーを思わせる懐かしさ。
ぜひお店でお腹いっぱい食べてみたい美味しさだった。できればしばらく味の濃いものを絶って、万全のコンディションで臨みたい。

BAR CAFE 三月の水

続いては同じくたまたま並びが少なめだった「BAR CAFE 三月の水」さんのテントに並んでみる。
こちらは決定戦出場店のパンフレットで見た時から目をつけていた。
メニューは「無水ココナッツ和牛牛すじカレー」(1000円)。
大のココナッツ好きの私は、「無水ココナッツ」に興味津々。

BAR CAFE 三月の水
「無水ココナッツ和牛牛すじカレー」(1000円)

カレーを一口食べた感想「うんんっま!!!」
ココナッツ大好き人間としては、2024年ココナッツ料理グランプリがこの時点で決定した。
柔らかい牛すじと、上にかかったナッツの食感も良い。

夫と、なんでこんなに列が短いんだろうね、と話す。
議論の末、「美味しいけど、この量で1000円はお祭り過ぎる」という結論に。
確かに。二人で奪い合うと2.5口ずつくらいで食べ終わってしまった。
美味しいのは間違いないので、今度絶対お店で食べてみたい。

ガンディーマハル

ナンも食べたいよね、ということで、次は「ガンディーマハル」さんのテントに並んでみる。
今回大会でナンを出しているのはこのお店ただ一つだ。
こっちのテントは日差しが強く、長蛇の列だったので私は離脱。
近くで見た夫の証言によると、ドラム缶を改造したアウトドアタンドリー窯で焼きたてのナンを提供しているらしい。すごすぎる。

注文したのは「チーズナンセット 骨なしタンドリーチキン付」(850円)

ガンディーマハル「チーズナンセット 骨なしタンドリーチキン付」(850円)

びびった。カレーの下に敷かれたチーズナン。
初見の感想「いいんだ?!」
持ち運んでみると、案外カレーが安定してアリだった。

ここで大混雑のイートインスペースに空きを見つけ、陣取った我々。
ナンを立って食べるのは無理があるので、座って正解だった。

ナンはイベント用の少し小さめなサイズだろうか。
ここまでに2皿食べた我々には十分すぎる大きさ。
カレーにつけて食べてみると、「これこれ!」という喜びに包まれる。
いやぁ、ナンもいい。ナンもいいなぁ。

カレーは辛口のキーマカレー。おいしい。
チキンもプラスして良かったと思える食べ応えを与えてくれた。

Gravy(グレビー)

食べながら、私たちはこの楽しいイベントの終わりを感じていた。もう満腹である。
次が最後の一皿。そう決めて並んだのは「Gravy(グレビー)」さんのテントだった。

こちらのお店は私がスタンプラリーに参加し始めてすぐの頃にランチで訪問し、すっごく美味しかったのと店員さんが陽気だったのが印象深いお店。
美味しさは間違いないと信頼できたのと、応援したいという気持ちがあった。

メニューは「ダルバート」(900円)一種のみ。
お店に行った時に食べたかったやつだ。
「ダルバート」と聞いてどんな国のどんな料理かピンとくる日本人はまだまだ少ないと思う。
「〇〇カレー」のようなネーミングの他店のメニューに比べて、どうしても引きが弱そう、などと勝手に心配していると、あまり並ばずすぐに買えた。
やはり陽気な店員さんたちがノリノリでダルバートを作っていた。

Gravy 「ダルバート」(900円)

私は美味しいのを知っているので、まず夫に食べさせてみる。
一口食べた夫「あ、おいしい」と思わず今日一番のリアクション。

チキンの辛めなカレー、豆のマイルドなカレー、スパイシーなキャベツのアチャール、抜群の炊き加減のライスがだんだん混ざり合い、美味しさが複雑になっていくのが楽しい。
たくさんの人がこのイベントでダルバートの美味しさを知ったことであろう。

投票、まとめ

カレーを購入した際に、1枚ずつ投票券が貰えた。
私は推しのGravyに1票、外でナンを焼く頑張りを讃えガンディーマハルに1票。
夫は全部まとめてGravyに入れた。

エスビーのカレー缶に入って写真が撮れるフォトスポットや飲むヨーグルトの無料配布を楽しみ、満腹で会場を後にした。

正直、二人で行って4つしか食べられなかったのは悔しい結果だ。
一皿をもっと小さいサイズにしたら、女性一人の参加者でももっと楽しめそうだと思った。

実はこの後、普通に営業しているカレースタンプラリー対象店でカレーを食べようと企んでいたのだが、満腹につき断念。
せっかく2日目に来たので、結果発表まで見届けるという案もあったが同じ理由で断念。

腹ごなしに神保町までゆっくり移動し、「神田古本まつり」を見物して、神田を大満喫し帰宅。

結果発表

夜、大河ドラマ『光る君へ』の長いオープニングテーマの最中にXを見ると、第12回神田カレーグランプリ2024 決勝戦の結果が出ていた。
結果は以下の通り。

グランプリ BAR CAFE 三月の水

準グランプリ とろ肉カレー ロリコズキッチン

第3位 ガンディーマハル

※詳しい情報は、翌日発表された公式リリースをご覧ください。

BAR CAFE 三月の水、おめでとう!食べたのに1票も入れなくて申し訳ない!
ナンを出していたガンディーマハルも健闘の3位。
残念ながら我々激推しのGravyは入選ならず。引き続き推さねば。
準グランプリの「とろ肉カレー ロリコズキッチン」はどんなカレーだったのだろう。
今度ぜひ店舗に行ってみたい。

以上で今年の神田カレーグランプリ本祭が終わり、スタンプラリーもラストスパート。
12月20日まで楽しみたい。

決勝戦の会場に赴き、お祭り気分を味わえてすごく良い思い出になった。
次のランチはどこのお店に行こうかな。

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