玉頭位取り研究③
明日将棋盤が届くかも?ウキウキ飛車。
(46手目△4四銀まで)
・図からの指し手
▲4三銀△5一飛車▲5四歩
後手は5五の歩を狙って銀を打つ。飛車、角、銀と3枚で中央に戦力を集めている。対して先手は金1枚で守っている。こちらも銀を打つ。後手は飛車を下段まで引く。そこで5四歩と目標にされていた歩を前に出すのがポイントだ。後手はこの歩を取ることができない。5二歩が生じるからだ。他にも4三銀から後手の角を狙うことができる。これは先手が指しやすい。
(49手目▲5四歩まで)
48手目に△5一飛車と引くのは一見自然にみに見えたが、5三に上がるほうが勝る。
(49手目△5三飛車まで)
・図からの指し手
▲5四銀成△同金▲同歩△同飛車
金銀交換をして中央がすっきりした。
(52手目△同飛車まで)
この後の進行は▲6七金打△5一飛車▲2五歩だろうか。
47手目▲4三銀に対して△5三飛車とする変化は互角だろう。
まとめ
44手目に後手が△4四銀とした場合、▲4三銀△5一飛車は先手が指しやすくなる。△5一飛車に変えて△5三飛車だと互角か。
次回は44手目に後手が△同角とする変化について書く。
ありがとうございました。💩