ラジオ版~脂肪を溜め込む「BMAL1遺伝子」
ノルン鍼灸院
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こんにちは!ノルン鍼灸院・管理栄養士,登録販売者のななむらです!
「BMAL1(ビーマルワン)遺伝子」という言葉を聞いたことありますか?
全く知らない、聞いたことあるけど何かは分からない…、という人も多いと思います。
実はこの「BMAL1(ビーマルワン)遺伝子」は私たちの健康に関わってくる重要な遺伝子なのです。
今回はこの「BMAL1(ビーマルワン)遺伝子」とは何か、その役割についても説明していきたいと思います!
▼BMAL1(ビーマルワン)遺伝子とは▼
BMAL1(ビーマルワン)遺伝子は体内時計を調節する時計遺伝子の一つで、これによってBMAL1たんぱく質が生成されます。
BMAL1たんぱく質は脂肪細胞の中で脂肪酸・コレステロールの合成を活性化させて体脂肪を蓄積するのと同時に、脂肪酸を分解してエネルギーとして利用されるのを抑制する作用を持っています。
つまり、BMAL1たんぱく質が多いときに食事をすると脂肪として蓄積されやすいのです!
本来脂肪は、栄養不足に陥った時に体を餓死から守るために必要なものです。
そのためBMAL1遺伝子の働きは、身体を餓死から守る重要な役割を担っていたのですが、栄養を十分すぎるほど摂れる現代の日本では肥満の原因となり、あまり活躍の場が少ない存在となっています。
▼BMAL1遺伝子が活発な時間帯▼
このBMAL1遺伝子は四六時中活発に働いているというわけではないです。
一番働きが活発になるのは、「22時~深夜2時ごろ」といわれています。
「夜中に食べると太りやすい」というのは、このようにBMAL1遺伝子によって脂肪を蓄積してしまうからということも関係していると考えられます。
▼BMAL1遺伝子の活動が緩やかな時間帯▼
BMAL1は22時~深夜2時ごろの時間帯で活動のピークを迎えた後は、徐々に活動が緩やかになります。
そして、14時~15時ごろに一番活動が抑制されます。
その差は、ピーク時に比べて1/20になるともいわれています。
ダイエット中でも甘いものや脂っこいものなど、どうしても食べたくなる時ありますよね…。
そういった糖質や脂質が高い食事をしたくなったときは、このタイミングで摂取すると最も体脂肪になりにくいということです。
▼BMAL1を意識してダイエットの味方に!▼
BMAL1の働きを理解し、意識した食生活を送ることで身体の健康を助けることができます。
そのために1番大切なことは、規則正しい生活を送り、体内リズムを整えることです。
夜勤の仕事が多いドライバーや医師、看護師などは体内リズムが乱れやすく、体が昼夜を正しく認識できなくなり太りやすい体質になってしまうともいわれています。
朝起きたらしっかり朝日を浴びて体を目覚めさせ、夜更かしや朝寝坊など不規則な生活を可能な限り控えましょう。
そうすることで、BMAL1遺伝子が正常なリズムで働く手助けをすることができます。
また食べる時間と控える時間を理解することで、メリハリのある食生活にすることができ、ストレスの少ないダイエットを行うことができます。
トータルの摂取カロリーが同じだとしても、朝昼に多く食べるのか、夜に多く食べるのかで太りやすさは変わっていきます。
ダイエットをするなら朝昼にしっかり食べて、夜は少なめにすると良いですね。
ぜひみなさんもBMAL1遺伝子の働きを知ったうえで、メリハリのある食生活を心がけてみてください!
ダイエットプログラムのご相談や管理栄養士による食事指導などは
ノルン鍼灸院までご相談ください!
https://norun-hari-kyu.com/
芸能人や日本代表のアスリートを鍼灸・栄養指導の両方からサポートし続けています。
参考文献:
厚生労働省.e-ヘルスネット > 休養・こころの健康 > 睡眠と健康 > 睡眠と生活習慣病との深い関係
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-008.html
「BMAL1(ビーマルワン)遺伝子」という言葉を聞いたことありますか?
全く知らない、聞いたことあるけど何かは分からない…、という人も多いと思います。
実はこの「BMAL1(ビーマルワン)遺伝子」は私たちの健康に関わってくる重要な遺伝子なのです。
今回はこの「BMAL1(ビーマルワン)遺伝子」とは何か、その役割についても説明していきたいと思います!
▼BMAL1(ビーマルワン)遺伝子とは▼
BMAL1(ビーマルワン)遺伝子は体内時計を調節する時計遺伝子の一つで、これによってBMAL1たんぱく質が生成されます。
BMAL1たんぱく質は脂肪細胞の中で脂肪酸・コレステロールの合成を活性化させて体脂肪を蓄積するのと同時に、脂肪酸を分解してエネルギーとして利用されるのを抑制する作用を持っています。
つまり、BMAL1たんぱく質が多いときに食事をすると脂肪として蓄積されやすいのです!
本来脂肪は、栄養不足に陥った時に体を餓死から守るために必要なものです。
そのためBMAL1遺伝子の働きは、身体を餓死から守る重要な役割を担っていたのですが、栄養を十分すぎるほど摂れる現代の日本では肥満の原因となり、あまり活躍の場が少ない存在となっています。
▼BMAL1遺伝子が活発な時間帯▼
このBMAL1遺伝子は四六時中活発に働いているというわけではないです。
一番働きが活発になるのは、「22時~深夜2時ごろ」といわれています。
「夜中に食べると太りやすい」というのは、このようにBMAL1遺伝子によって脂肪を蓄積してしまうからということも関係していると考えられます。
▼BMAL1遺伝子の活動が緩やかな時間帯▼
BMAL1は22時~深夜2時ごろの時間帯で活動のピークを迎えた後は、徐々に活動が緩やかになります。
そして、14時~15時ごろに一番活動が抑制されます。
その差は、ピーク時に比べて1/20になるともいわれています。
ダイエット中でも甘いものや脂っこいものなど、どうしても食べたくなる時ありますよね…。
そういった糖質や脂質が高い食事をしたくなったときは、このタイミングで摂取すると最も体脂肪になりにくいということです。
▼BMAL1を意識してダイエットの味方に!▼
BMAL1の働きを理解し、意識した食生活を送ることで身体の健康を助けることができます。
そのために1番大切なことは、規則正しい生活を送り、体内リズムを整えることです。
夜勤の仕事が多いドライバーや医師、看護師などは体内リズムが乱れやすく、体が昼夜を正しく認識できなくなり太りやすい体質になってしまうともいわれています。
朝起きたらしっかり朝日を浴びて体を目覚めさせ、夜更かしや朝寝坊など不規則な生活を可能な限り控えましょう。
そうすることで、BMAL1遺伝子が正常なリズムで働く手助けをすることができます。
また食べる時間と控える時間を理解することで、メリハリのある食生活にすることができ、ストレスの少ないダイエットを行うことができます。
トータルの摂取カロリーが同じだとしても、朝昼に多く食べるのか、夜に多く食べるのかで太りやすさは変わっていきます。
ダイエットをするなら朝昼にしっかり食べて、夜は少なめにすると良いですね。
ぜひみなさんもBMAL1遺伝子の働きを知ったうえで、メリハリのある食生活を心がけてみてください!
ダイエットプログラムのご相談や管理栄養士による食事指導などは
ノルン鍼灸院までご相談ください!
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芸能人や日本代表のアスリートを鍼灸・栄養指導の両方からサポートし続けています。
参考文献:
厚生労働省.e-ヘルスネット > 休養・こころの健康 > 睡眠と健康 > 睡眠と生活習慣病との深い関係
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-008.html