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塾無し東大生が教える絶対に裏切らない数学の勉強法①
こんにちは。のーしくるです。
私事ですが、彼女に振られました。辛いです。
しかし、人間は裏切りますが、勉強は裏切りません。
みなさんも強い心で頑張っていきましょう(涙)
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自己紹介
現役東大生ののーしくるです。
東京大学文科一類に予備校無し家庭教師無しで現役合格した経験から、中学受験、大学受験(文系)に役立つ記事を投稿していきます。
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数学の勉強法
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今日は数学の勉強法についてお話します。
共通テストと二次試験に数学がある国公立大学の文系受験生に特に役立つ内容になっています。
所詮私は文系なので、数学の奥深い話は理系の諸賢にお譲りして、数学に苦手意識があったり、数学がいまいち伸び悩んでいるような人(特に文系)に役に立つ話をしようと思います。
定義は暗記しろ。公式は理解しろ。
「定義?公式?似たようなもんでしょ?全部覚えなきゃ!💦」
と思っているあなた、二つの意味で危険です。
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危険① 定義≒公式という勘違い
定義と公式は全くの別物です。
定義は「ルール」であり、公式は「ツール」です。
定義はルールなので大前提として覚えなくてはいけません。
公式はツール、あくまで便利な道具なので、覚えてはいなくても、使えさえすればいいのです。
危険② 公式暗記の罠
公式は丸暗記しないでください。
丸暗記するとどうなるか、試験本番、たった一つの記憶違いであなたの入試は終わります。係数、符号、数字、どんなものでも一つでも思い出せなかったら、記憶違いで少しでも間違った公式を使ったら、その瞬間、その大問は半壊します。これが公式を丸暗記することの危険性です。
「公式覚えるなって、覚えなかったら使えないだろ!!」と思ったそこのあなた半分正解、半分間違いです。
確かに覚えていなかったら思い出すことは出来ません。しかし、公式の作り方を知っていたら、覚えていなかったとしても、必要な時に自分で作って使えます。
数学の公式は複雑なものも多く、定義と違ってかなり覚えるのが難しいです。しかし、その公式の作り方は、単純な論理の積み重ねなので、理解さえすれば覚えることは圧倒的に簡単です。
定義は覚えて、公式は作り方を理解して覚える。
これが数学の勉強の基本的な姿勢です。
忘れないでください。
基礎の徹底。
偉業を成そうと思うなら、その基礎をしっかり固めなさい。ー北里柴三郎
「定義は暗記しろ。公式は理解しろ。」この基本姿勢を身に付けたあなたが次にやるのは、基礎の徹底です。
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基礎はあなたの数学力の土台です。これが中途半端だと、どんなにいい問題を解いても、どんなに演習しても、残念ながら効果はありません。世の中の受験生には、基礎をおろそかにして、自分の身の丈に合ってない問題集に手を出してしまう人が多いです。本当にもったいない。あなたはそんな受験生にならないことを約束してください。
基礎固めとは、教科書に載っている、定義の暗記、公式の理解、網羅系問題集(青チャートなど)の例題類題の解法理解のことです。例えば以下のステップでやるとよいでしょう。
①教科書を読んで定義、公式を身に付ける。
「定義は暗記しろ。公式は理解しろ。」
②基本的な網羅系問題集(青チャートなど)の解法を定着させる。
単元ごとに期間を決めて繰り返すのがおすすめです。
例 4月は整数と確率、5月は三角関数
ちなみに、文系ならば、東大京大一橋などを除いた大学は、この基礎の徹底だけで余裕で合格点に届きます。
基礎をおろそかにしている受験生は意外にも多いのです。基礎を固めて一歩先へ踏み出しましょう。
演習量が命。自力で解けるようになるまで繰り返せ。
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基礎を固めて、公式への理解も深めたら、あとは演習あるのみです。
基礎固め、公式理解はRPGでいう武器や装備を用意することです。対して演習はレベル上げです。同じような敵と何度も戦って経験値を貯めていく。たまに膨大な経験値をもらえるレアキャラもいますが、基本的には地道な作業の繰り返しになります。しかし、受験数学では演習以外に数学力を高める方法はありません。
間違えた問題には印をつけて、また解きなおす。それでも間違えたら印をつけてまたまた解きなおす。それでもそれでも間違えたら….
この繰り返しです。すべての問題が自力で解けるようになるまで(時間の許す限り)続けてください。
東大京大レベルなら、文系数学のプラチカ、新スタンダード演習、上級問題精講、新!解法への道がおすすめです。詳しい話はまた投稿したいと思います。
それ以外なら、過去問を使った演習に入っていいでしょう。基礎が固まっていれば、全く見たことの無い問題は無いはずです。思う存分自分の苦手を潰していきましょう。
今日は以上にしたいと思います。
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