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小さなストレスの積み重ねで
昨年も、年始に風邪をひいて旅行をキャンセルしたりしていたのですが、今年も、年末から熱を出して寝正月しておりましたノースkです。おめでとうございます。
早速ですが3限目です。
ジブン株式会社ビジネススクール12月分3限目
【日常に取り入れるコンフォートゾーンを壊す「小さなストレス」トレーニング方法】
ということで、課題図書がこちら
「ストレスをためないようにしましょう。」
「ストレスは体に良くないですよ。」
「ストレス社会」
「まじストレスですわ」
基本的にストレスは良くないものという前提でいかに避けるか、いかに耐えるかという観点で語られることが多く、そのことに特に疑問を持っていなかったのですが、この本では
ストレスに対する「考え方」で、分泌されるストレスホルモンが変わる。
ということが説明されています。
事前に「ストレスには人体に良い影響も及ぼすことが分かってきた」という映像を観たグループと「ストレスがいかに人体に悪影響であるか」という映像を観たグループに、映像を観た後にストレスを感じる状況(模擬面接)を体験してもらい、その後ストレスホルモンを測定したところ、明らかにそれぞれのグループで違いがみられた。という実験が紹介されています。前者には、長期的に不安症、うつ病、心疾患のリスクを低減させることが分かっているホルモンが多く検出されたということです。
他にもストレスを感じていることと幸福を感じていることの相関関係、ストレスを避けることによる悪影響、ストレスとその反応の種類、ストレスによる人間の成長など、様々な実験や事例をもとに解説されていて、かなりこれまでの考えと違うことに驚きました。
特にストレスを避けることの悪影響は、いざ大きな不可避なストレスに直面した際、深刻な結果につながると思います。
・ストレスに対する考え方で、体の反応を前向きに変えることができる
・ストレスを乗り越える経験が成長や人生の満足感につながる
そうとらえると、ストレスはいつ何時も避けるべきものではなく、運動のように取り入れて自身を鍛えていく、という考え方もできますね。
そこで木下さんの放送では、日常に小さな変化、小さなストレスを意識的に取り入れよう、と推奨されています。いつもと違うルートで通勤する、初めてのお店に一人で入ってみる、ネットで調べず直感でお店を選んでみるなど、確かにちょっとした不確実性や緊張感がありそうです。
自分の場合は店員と話をする、ということがあまり得意ではないので、事前に自分で調べて目当てのものを決めることが多いのですが、買い物のときに店員さんに話しかけたり相談してみる、ということをしてみました。
そのこと自体は他愛もないことではありますが、何度かしていくと、事前に感じる緊張感が徐々に小さくなる実感はあります。そのことで、初めてのお店に一人で入るときの心理的なハードルも、少し低くなったように感じます。
しかし、ハードなエピソードが出て来ない自分は、ぬるま湯浸かっとるなと新年早々危機感なノースkでした。