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33歳、中堅教員の現状

はじめに

みなさん、こんにちは。
最近、寒暖差が大きく体調を崩しやすい不安定な陽気が続きますね。

人は、何かと不安定に弱いと感じます。
不安定な状況は、負担や負荷が掛かり、調子を崩したり不安になったりします。

しかし、その負荷が成長のきっかけになるような場合もあると感じています。

教員生活が10年を超え、ついつい安定を求めてしまいがちですが、時には安定を手放し、負荷をかけることも大切だと感じることがあったので、記事にまとめました。

負荷をかけるとは?

人には、コンフォートゾーン(安心領域)と呼ばれるものがあります。

引用: https://kaigosoudan.co.jp/archives/2177

安心して過ごす為には、コンフォートゾーンにいることが必要です。これは人間の恒常性という働きから言うと当然の現象であり、コンフォートゾーンに留まろうとします。

逆に多くの人は、コンフォートゾーンから一歩外のフィアゾーン(恐怖領域)に出ることに抵抗を感じます。

しかし、それが時に成長の妨げになることがあります。考えてみて下さい。
ずっと同じ環境で同じルーティンで生活をしていれば、負荷はほとんどないはずです。その代わり、変化もありません。

人は、環境に順応し、慣れていきます。
だからこそ、成長の為には現状に変化を与え、負荷を掛ける必要があります。
それは、つまり勇気を出してフィアゾーンに一歩出ると言うことです。

フィアゾーンに出られなければ、その先のラーニングゾーン(学習領域)やグローゾーン(成長領域)にも到達できません。

だからこそ、現状に満足せず、常に変化を求めることが大切です。

教員としての現状

では、経験年数11年目を迎えた私はと言うと、正直、コンフォートゾーンに落ち着いていました。

自分の意見を飲み込んで、ぶつかり合いを避けたり、変化を面倒だと感じて前年踏襲で行事をこなしたりしていました。

もちろん、時にはそれが必要な場合もあります。

しかし、自分が楽をしたいが為にぶつかることを避けたり、目の前の行事に熱を込められず作業的になってしまったりすることに対して強い違和感を抱くようになりました。

同時に、そんな自分がすごく情け無くて、悔しくなりました。
私は、子供達の可能性を広げる為に教員になりました。このままでは、その理想からどんどん離れていってしまいます。

負荷を避け、コンフォートゾーンに落ち着いていては一向に教育現場は良くならないし、自分の理想の在り方にも近づけないと気が付きました。

一つの仕事を10年も続けていると、仕事の方法や環境、人との関わり方など様々な場面で課題を感じることがあります。

その課題から目を逸らし、負荷を避けて進んでいくのか。
若しくは理想に向かって、現状を変化させ負荷をかけていくのか。

私は、後者を選びます。
時には職員とぶつかることもあります。
ボロクソに言われ、悔しい思いをすることもあります。

でも、挑戦した先の失敗からは、多くの学びがあります。価値があります。
私自身、まだまだフィアゾーンに足を踏み入れただけです。
辛くて、苦しくてコンフォートゾーンに戻りたいときもあります。
でも、自分の理想の在り方、教員像に向かう為に一歩一歩進んでいきます。

そして、この記事を読んだ人が私と同じように、コンフォートゾーンから飛び出し、成長への一歩を踏み出すことができたら幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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