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「全力で仕事をする→17%」という国でいいのか、日本。

■48%で嘆くドイツ

“国際的な比較”という説明で
全力で働く人が17%しかいない日本を
「とりわけ低い」と報じた
ZDF /ドイツ第2テレビ
(先日の『ワールドニュース』)。

自国は48%で国際平均(54%)より低く
「就労者の半分もいない」と嘆いたが、
それでも日本より遥かに高い。
この、比較にならないほど致命的に低い
日本人の仕事への消極さを、
どう捉えればよいのか。

■主役はオフ時間、仕事は脇役

台風の勢力が及んでいない
場所をレポートしているのに、
無理やり「木々が大きく揺れています」
などと言って、日本列島を
「台風来た」で覆い尽くそうと
必死になるテレビは、
いまや「仕事は無難に、オフを充実させる」
的な思想で日本列島を覆い尽くすべく、
脇目もふらず仕事を隅に追いやる。
これは、仕事観の針を
あまりにも大きく振り過ぎていないか。

■会社での能力証明は目標ではない?

ZDFに言われなくても
平均を37%も下回る
「とりわけ低い」
日本の“全力で仕事をする”率。
しかし現実は、
全力を出しても
追いつかないことも多いはずで、
83%の「全力で仕事しない」層は、
「仕事なんて全力でやるもんじゃない」
とう空気に、いつの間にか洗脳されている
のではと勘繰りたくなる。
と思っていたら、
たまたま読んだ八木美和さんのnoteで

勅使川原 真衣さんのこんな言葉を発見。

「会社で能力を証明しないと存在が承認されない」という価値観がすでに変わっているということを、昭和世代の上司たちは理解する必要があるということですね」

日経ビジネス2024.12.24

しかも八木さんに話者について訊くと、URLまで教えてくださった。
ありがとうございます。

■全力で仕事をしなくていい会社があるのか

仕事でなく趣味に生きるのは、
既に能力の範囲が人事部に知られて
あきらめが優先する年代かと
思っていたら、
最近はそうでないらしい。
       
ただ、20代からそのようなマインドで
仕事をしていて、
30代、40代へキャリアが思うように
安定飛行を続けられる保証はまずない。
「会社で能力を証明しなくてもいいのさ」
とほくそ笑む人たちには
「だけどうまくやるよ」的な意識がのぞくが、
それを長期間可能にするような
信じ難いほど大甘な会社があるとすれば、
「もう少し頑張れ」などと言おうものなら
即パワーハラスメント、
という昨今の行き過ぎた仕事観の
弊害がもたらした日本企業の末路かと疑う。

しかし、この“国際的な比較”だけでは
疑問が残ることも事実だ。

少なくとも、この
「全力」の意味を私は
知りたい。








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