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何か、あぁ自分ここまでだなって思うよりも、分かんないからちょっと行ってみよう、みたいな。行ってみたら行けるかも、って思える方が面白くないですか? 何か、日々が。行き詰まるところまで行ってみないことには分からないですよね、そこになんか、何があるかっていうか。

10年ぶりの舞台「綿子はもつれる」の
稽古を行うなかで、
改めて演技を模索する
安達祐実さんの言葉だ
(先日の『情熱大陸』)。

トライしないであきらめるより、
壁にぶち当たってもいいから、
踏み出してみる。
      
彼女はこの誰もが認めるであろう
人生の恐らくは真理を、
ステレオタイプではなく、
言葉を懸命に探しながら、
自らの胸から一語ずつ紡ぎ出した。

最近の私のテーマは、
「ぶつかる」だ。

大相撲の“ぶつかり稽古”の場合、
ぶつかる側は、多くが
首を押さえつけられ、
転がされることで受け身を学ぶ。
つまり、
ぶつかって打ち破るのではなく、
押し続けて負けたときの
対処を学んでいくのだが、
それでも何度も、
何度でもぶつかっていく姿に
人生をだぶらせるのだ。

分かんないからちょっとぶつかってみよう、
みたいな。


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