見出し画像

転職でハローワーク求人を探す前に知っておくこと ~無知は怖いぜよ~

~最初に~

今日は転職者を対象にした記事です。

画像1

※学生や若手社員も知っておいて損のない内容です。
世の中、ハローワークで仕事を探す方は一定数いるのではないでしょうか。


人事関係の仕事をしている人は絶対に知っていることですが、知人に話したら「知らなかった」と言う人もいたので、こちらで共有することにしました。
基準がブレてしまうと良くないので今回、ハローワークの求人の中でも正社員(中途採用)に特化した話をします。
※アルバイト・パート・業務委託等の話は一切しません。


私自身、企業の担当としてハローワークに求人も出したこともあれば
求職者として探そうと思い、ハローワークに行ったこともあります。(毛局使いませんでしたが)
だからこそ話せる部分があるので良かったら最後まで読んでください。

【頼む、結論から教えてくれ!!】

畏まりました。ハローワークに求人を出す会社の求人はブラック企業率が極めて高いです。優良な求人も微かにありますがそれを凌ぐブラック企業・零細企業の求人が多いです。

【結論】
転職活動がうまくいかず、他に見る求人サイトが無くなったらはじめてハローワークを考え始めるくらいのスタンスで良い。

なんでそんなにハローワーク求人を悪く言うの?

実は大事な家族をハローワークころ・・・・・・なんて作り話はさておき
どうして悪い求人が多いと言うとハローワークに求人を出すことは企業側からすると無料でできる施策だからです。

無料なら優良企業もやれば良いじゃないですか?
そう思う方もいるでしょう。実際、優良企業でも一部の企業ではハローワークに求人を出しています。

【ハロワ求人の欠点】※企業側の欠点
①掲載してから3カ月毎に更新をかけないといけない。
②応募者一人一人に合否を伝えるだけでなくハローワークにも一人一人結果を伝える必要がある。
③応募者に制限をかけにくい仕様になっているので質の悪い求職者からも遠慮なく応募が来る。そして一人一人対応しないといけない。
④ハローワークから求人に関するTELがくる。
※良くあるのは今、この求人に興味を持っている方がいるのですが●●な方は大丈夫ですか?的な電話。
⑤携帯を持っていない人からも応募がくることがある。
※ハロワからの紹介文と履歴書を送ってくるケース。不採用にする場合、メールも携帯もないので家の固定電話に電話するか郵送で結果を伝えると言う「令和」とは思えない対応をする必要がある。

特に②~⑤の労力が大きい。それでも入社に結び付けられたら広告費用は0円で済む。
実際、優良企業は良い人材を獲得するためなら費用をかけるのでハローワークに求人を出さないケースが多い。

逆にどんな企業がハローワークに求人を出すの?

画像2

・常に人手不足で少しでも人が欲しい業界。(例、飲食、アパレル、介護等) ※例と話しているだけでこの業界は素敵な業界です。
・採用活動にお金をかけられない会社。(中小企業)
・とるだけ取って良い人だけ残ってくれれば良いシステムの業界(保険・不動産)※例と話しているだけでこの業界は素敵な業界です。

ハローワークの窓口の人について

ここで相談にのってくれる方々は一生懸命仕事をしていることと思いますが民間企業と比べ目標があるわけでもなければビジョンもないため個々のスキルによる差が大きいです。また、ハローワークに求人を出している企業の中から選ぶとなると、そもそも求人を出していない企業は選択肢に上がりません。 

ハローワーク求人の特徴


・若手が活躍・未経験可・給与の上限と下限の差・年間休日あたりをご覧ください。



ハローワークに行ったことがない方へ(社会見学してみては?)

幸いハローワークに行ったことがない方へ。
社会勉強の一環としてハローワークに見学に行くのも良いと思います。
※あくまで邪魔はしないように
仕事を探している人の雰囲気、手当てをもらおうとしている方たちの立ち振る舞い、喫煙所の雰囲気等・・・・・
どれも独特の雰囲気です。

最後に

ハローワークは皆さん無料で行けます。ハローワークで良い仕事に巡り合えた方もいるのも事実です。今回はハローワーク求人の特徴や企業側の話をしましたが、良い面もあります。
ハローワーク=悪い
わけではないのでハローワークで働いている方、ハローワークを使っている方、気分を害さないようお願い致します。

ご精読いただきありがとうございました。

普段就職・転職のことをつぶやいているので良かったらこちらもご覧ください。

いいなと思ったら応援しよう!