飛騨三十三観音霊場 第五番 宝樹山 善応寺 曹洞宗
第五番 宝樹山 善応寺(曹洞宗)
高山市宗猷寺町一七七
如意輪観世音菩薩(本尊は秘仏)
本尊は、インドマカダ国のビシュ・カツマの作と云われ、
二臂半跏で思惟相の金銅仏です。その由来は、松倉城主三木自綱の念持仏として、
永禄元年(一五五八)城下西之一色に一堂宇を建て、真言宗善応寺と号したのが始まりです。
ところが、天正十三年(一五八六) 松倉落城と共に当寺も廃寺となり、
その後、寛永三年(一六二七) 素玄寺二代門越和尚を、勧請開山に曹洞宗として再興。
境内には、天明二年霊夢によって越前より迎え 延命地蔵尊があります。
曹洞宗認可参禅道場があり、いつでも誰れでも参禅することが出来ます。