飛騨三十三観音霊場 第七番 神護山 清伝寺
第七番 神護山 清傳寺(高野山真言宗)
高山市江名子町五六一の一
十一面観自在菩薩
本尊
円空佛
聖観世音菩薩
寺伝によると、清寧天皇(四八〇)まで遡ると記されています。
のち奈良時代、天平神護元年泰澄禅師が、加賀白山々麓に一寺を創建する。
その後、星霜を経て衰顔の一途をたどったが、
室町時代(永享五年)、醍醐寺末の成伝律師がこれを再興しました。
その後、加賀藩主前田家の祈願所となる。
本尊十一面観音は、泰澄禅師が遺し伝えた佛像と伝えられ、除災招福、病難消除、諸願成就の不思議な霊験は広く世人の信仰を集めております。